鎌倉侵攻 ~八幡宮の伝説~
昨日の続き。
小町通りにやってきた。
着付け屋で着物のレンタルと髪結を廉価に提供しているようで、この日は随分と着物姿の若者を見かけた。
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ここに来ると毎回思うのだが、商品に「鎌倉」という枕詞を付けりゃ何でも売れると勘違いしてやしないか?
写真のけんちん汁自体は鎌倉発祥らしいから問題ないとしても、だ。
消費者側としては、ネーミングに騙されないようによく吟味しないといけないんだろうが、例えばただのコロッケだったとしても「鎌倉コロッケ」と称されていれば観光気分が味わえるからそんなこたどーでもいーんだろうね、きっと。
でもこれは「鎌倉」という冠名がなくてもめっちゃ美味かったで。
ミカド珈琲のモカソフト。
いやあ、美味しそうなお店が立ち並んでいて、いい香りが次から次へと鼻に飛び込んでくる。
こりゃ誘惑に負けないようにするのが大変だ。
ソフトクリームの誘惑に負けただけで、何とか鎌倉八幡宮までたどり着いた。
修学旅行生がたくさん。
ここでも銀杏やらステーキやらの露店が出ている。
最近、露店でありながら店主がコック長の如き超長いコック帽をかぶってステーキを焼いている店があるが、ありゃ雰囲気を出すために違いないが中身はどーなんだろ?
まあ値段也だろうが、あれで売り上げの効果が上がるのだろうか?
上がらないのだとしたらいい見世物である。
外国人観光客が珍しがって写真を撮っていた。
ここまで足を踏み入れるのは随分と久しぶりのような気がした。
そーいや、維水志の高校時代、
という伝説があった。
維水志の高校は共学だったもんで、クラスでも人気の女子は端から売れていき、夏休みを迎える前までにはそのほとんどが彼氏がいる状態だった。
一方で、これもまた共学の定めなのか、カップルたちは破局を迎えてはまた新たな相手を見つけて別の恋を始める、という傾向も強かった。
そんな中、破局を迎えるカップルたちのお決まりのルーティーンがあった。
それが鎌倉八幡宮へのデートだったのである。
なのでそれがいつの間にか伝説となり、分かれたカップルたちは「あいつら鎌倉八幡宮に行ったんじゃね?」と陰で囁かれるのが常となったのだ。
そんなのが維水志の高校では常識だったが、高校のメンバー以外の誰にその話をしたとても決して通じることはなかった。
まあ伝説とはそーゆーものである。
それにしても何で鎌倉八幡宮がデートスポットだったんだろ?
維水志の高校は横浜でも北部に当たるエリアだったから、ここら辺りがちょうど良かったのかしら?
30分も東横線に乗れば渋谷に出れるのだが。
そーいや高一の時の春の遠足は鎌倉じゃなかったっけか?
ここに物凄いでっかい銀杏木があったんだが、強風だかで折れてしまったらしい。
へぇ~。
御朱印帳、人気なんだよね。
鎌倉八幡宮ともなればプレミアものか?
急な階段を上ってお参りに。
ここの係員の人は大変だ。
まあ外国人に「No Picture!」って注意をするのは普通だとして、その他のことで日本人にも注意をしなきゃいかんのじゃなあ・・・。
「お静かに!他の方々がお祈り中ですので!」
こーいった神聖な場所で大声でくっちゃべるクソな若者が結構たくさんいたりするわけ。
ザンネンだねぇ。
んー。いいねぇ。
さて、帰ろうか。
若宮大路がどこまでも続いてんのが圧巻だあ。
そーいやずーーーっと工事中だったよなあ。
若宮大路を通って帰ろうじゃないか。
でもその前に池の方にでも寄って行こうか。
おっ!白いハト!
ハトサブレだあ!
ハトサブレがいっぱい(*´▽`*)
ハトサブレーーーーーっ!
今日は買って帰らないけどね。
梅の季節から一気に桜の季節になりそうな暖かさだな。
ん~、凄い。
凄いけど、左右のお店に惹かれて数十メートルでここから離脱。
さて、鎌倉侵攻もあと少しで終わりだな。
つづく。
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