鎌倉侵攻 ～クレープ食べて撤退～

維水志は知らなかったが、鎌倉のクレープ屋では結構な老舗の店を訪れた。

コクリコのクレープ、っていうんだってさ。

日も傾いて来たんで、クレープ食べてとっとと帰りますかね。

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午前中、御成通りを通ったときに見つけておいたのだが、ここは2号店らしい。

で、小町通りにあるのが1号店でそちらは現在建替え中で間もなく再オープンなそうな。

それにしても鎌倉はクレープ屋にしてもレトロな感じだなあ。

なんか、駄菓子屋っぽい。

昔の駄菓子屋ってさ、もんじゃ焼きコーナーがあったりしてさ、なんかそんな雰囲気があるんだわ。

メニューも「フルーツやらなにやらでトッピング満載！」「派手、はで～っ！」みたいな感じじゃないんだ。

なんと、初めて知ったが、お酒を染み込ませたタイプのものがあるんだと。

「大人のクレープ」のところに「ラム酒シュガー（45度）」って書いてある。

そんなマニアなマイハニーが選んだのが、これまた耳に馴染みのない「コアントローシュガー」。

こ、これが本来のクレープというものなのか？

生地も割とよく焼くんだね。

こりゃホント、生地を楽しむ感じだわ。

維水志にとって、クレープと言えばチョコバナナクリームなのだが、チョコバナナはあるものの、接尾辞のクリームを名に持つものはどう探しても見つからない。

しょーがないんで、生クリームバナナにしておいた。

けどこれがどうだ？

めっちゃ美味いんですけど。

生クリームがやたら美味い。

で、たいていのクレープってのは最後の方はもう飽きがきて、「う～む。当分クレープは食わないでいーや」と思ってしまうのだが、ここのときたらまるで飽きることがないのである。

そして「あ、なんか、もう一つ食べられるかも」と思っちゃうし、絶対にまたここに来て食べたい、と思わせてくれるのである。

新鮮なバナナもたっぷり入っているし。

こんなクレープ屋があるんだねぇ。

300円のコーヒーもなかなかでした。

ここでもトンビに狙われるんだねぇ。

実際、トンビが頭上を旋回していた。

さて、午前中に見つけたパン屋でお土産も買ったことだし。

時間も午後3時を過ぎたところだ。

今度こそ帰ろうぞ。

う～む。後ろ髪を引かれる思いだ。

ここからバイク置き場まではすぐだ。数分。

グーグルナビは新湘南バイパス～圏央道～東名を指示していたのでそうしようと思ったが、この時間帯なら別に海岸線を通って帰っても大差ないだろうと、途中から進路変更をした。

そしたらとんでもない坂道を走る羽目になった。

まあ鎌倉山あたりなんだが、これがまた偶然にもすんばらしい景色を拝めることになったのだった。

動画の切り出しだから今一つ絶景さが伝わらないか。

で、タンデムしている自らの姿を始めて捕らえたぞ。

自撮り成功だあ！

ほら。

メットの影が地面に二つ。

その後、海岸線に出て快調に走ると、いつも人だかりができている踏切の前を通った。

なにかの聖地巡礼地であることは知っていたが、後でネットで調べると、どーもスラムダンクだそうで、台湾の方々に人気だとか。

へぇ～。

残念ながらその時代はあまりアニメを見てなかったから知らん。

海岸線を選んで正解だな。

まだ明るいうちの、午後4時半ぐらいに帰宅できた。

本日の戦利品。

とーっても美味しいんだけど、なんかお店が暗かったなあ。

店内も。

店員も。

まあ美味しけりゃそんなこたどーでもいーのだろうけれど、維水志邸からだといつものKukkaと同じぐらいの距離にあるパン屋だが、維水志は断然Kukka推しだな。

う～ん。

いい休日だったなあ。

さて、そろそろ動画編集も再開しようかしら。

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