輪島塗を鑑賞する
宿泊したビジネスホテルには大浴場があるので、居酒屋から帰ってから入ろうと思っていたが、部屋に入ったところでエネルギー切れとなった。
夢すら見ないほど爆睡したようである。
それでも二日目の起床時間は5時半。
100キロ以上ある能登へ出発だ。
二時間かけて。
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前日の睡眠時間4時間程度と比べたら、この日は6時間、たっぷり寝られた感がある。
一般道を100キロ以上かあ、結構あるよなぁ、と覚悟を決めていたのだが、なんと、輪島まではほぼ無料の高速道路なのだった。
しかも最初のうちは海岸沿いの綺麗な二車線道路。
これなら楽に行けるじゃないか。
いいなあ。石川県。
絶対にまた来よう。
道中、ライダーもいっぱいいたなあ。
2時間かからずに最初の目的地、千枚田に到着。
おー。
やっぱ写真で見るのと実際とでは違うわな。
そうでないと困る。おんなじならわざわざ出かける意味がなくなってしまうもの。
ここから下まで降りられるようなので行ってみる。
下の海岸沿いまで行けるようだ。
う~む。
これは近くで見るものではなさそうだ。
おそらく一番下まで行ってもこんな感じの景色を眺めるだけになりそうなので、下るのは途中でやめておいた。
いやあ、まさにスペクタクル。
来て良かったぁ。
残念なのはこんなとこにも爆音を響かすハレルヤダビデが現れたこと。
まあクソはどこにでもいるか。
マフラーの規制ってさー、あってないようなもんだよねぇ。
じゃなきゃ全国どこへ行ってもこんな高確率でクズに出くわすことってないもんね。
ささ、じゃあ輪島の朝市へ向かおうか。
ここから10キロ弱ぐらいのようだ。
市場の超広い駐車場に到着。
一回300円だが、チラシを配っている人がいて、そこの店で千円以上の買い物をするとタダになるそうな。
市場はここから歩いて割とすぐのところにあるようだ。
途中、宿泊施設みたいのがあって、すんごい数のバイクが停まっていた。
ライダーに人気の宿でもあるのかしら?
へぇ~。
なんか、イメージと違った。
露店的なものしかないのかと思った。
普通の店舗の前にこうやって露店が出ているんだね。
漁港近くにはお約束のニャン。
かわいーね。
そして、「え?ここに?」と思わず言ってしまった、永井豪記念館。
いつまでも愛される作品をいくつも世に送り出した偉大な漫画家だわ。
最近またキューティーハニーやってるし。
巨大なヒラマサをこれからさばこうというおばちゃん。
帰りにちら見したときには、骨と尻尾だけになっていた。
楽しいねぇ。
中にはちょっと近くに立ち寄ると、オマケするからと、並んでいる商品を次々に重ねて買わせようとする、ちょっと強引なタイプのおかたもいらっしゃった。
そうされると余計に買いたくなくなるんだけど。
全体的に干物が多いが、他にも工芸品のお店もあるし、野菜やフルーツを売っているところもある。
一番人が集まってたのが露店のパン屋ってのが不思議な感じだった。
やがて先端まで行くと、懐かしいのがあった。
そーいやここへ来るまでの道中に、路面から音楽が奏でられる道路があり、それが「まれ」の主題歌のメロディーだった。
これ聞くと、家を建ててた頃のことを思い出すんだ。
けどなあ、ザンネンな出演者がいたせいで、今ではいわくつきのドラマとなってしまったなあ。
そこからさらに歩くと輪島塗会館があるので見学。
見学だけ。
だって高いんだもの。
一生ものってのはわかるが必要性を感じないのだもの。
この前日、居酒屋へ行く前に駅ビルのお土産屋さんを物色したのだけれど、輪島塗のお椀はどれを見ても皆一万円以上はするのだった。
五千円ぐらいのものはないのかと思って、店員さんに「廉価なものはないんですか?」と聞いたら、
「廉価って?どのくらい?」と怪訝な顔をされた。
「五千円ぐらい」と答えると、店員は首を振りながら「五千円で買えるのなんてお箸ぐらいしかない」と一掃された。
まあ無知な故のバカな質問をしたってことだ。
実際、それぐらいの価格の品は輪島塗ではなく、山中塗って言うんだそうな。
ふ~ん。
っていうことがあったので、ここは最初から「購入」という文字は一切頭の中になかった。
つまり、芸術鑑賞さあ。
実際、素晴らしい芸術を堪能させてもらいましたー。
それより、
我々にはこちらが見合っているのさあ。
ひゃくまんさ~ん!
大喜びのマイハニー。
かなり気に入ったようである。
本人曰く、以前から目を付けていた、とのこと。
これを買ったお土産屋さんで千円以上を費やしたので、輪島塗、かどうかは不明だが、お箸と駐車券をもらえた。
で、市場を歩いていてずっと気になっていたのが、「いしる」と呼ばれる魚醤?である。
塩と魚だけでつくられていて、この地方だとイカかイワシのようだ。
イカを自宅用に購入。
で、これを買って食べて、実際どんな感じなのか試してみた。
しょっからいのを覚悟したが、全然そんなことはなく、旨味が凝縮されてる感じがした。
そして朝のスイーツタイムは「ゆずぐると」。
石川県はソフトクリームのレベルが高いよね。
時間は間もなく10時。
ランチはここから45分ほどのところにある、七尾市の人気の牡蠣の店だ。
ラッキーなのことに出立の二日前で予約が取れたのだ。
ではそちらに向かいましょう。
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