Make a U-turn
昨日の続き。
たった5時間そこそこの出来事を4回に分けて綴るこのテクニック、さすがです。
にほんブログ村←「誰も褒めてませんが・・・。まさか、まだつづくんか・・・?」と呆れても・・・
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箱根大観山ラウンジを出発し、ライダーの聖地の一つ、伊豆スカイラインへ向かう。
伊豆スカイラインもいいが、維水志的にはここから箱根峠のゲートへ向かうまでのワインディングが気持ちいいと思うのだ。
道幅は狭いが適度なコーナーが連続して続くあの道が好き。
道の両脇は背の高い草木の壁ができているため、ブラインドコーナーが続く。
未知の世界へつながる回廊を通っているみたいでそれはそれでいーんだが、時たまそれが開け、遠くまで広がる壮大な景色がパッと目に入るときなんざもう痺れちゃうんだ。
カーブが多い日本の道路が好きなラースなら、きっと気に入ってくれるだろう。
出発。
大観山からの国道一号までの下りも気持ちい。
ここはショートカットでターンパイクを利用する。
試乗会以外でここの短い有料区間を使うのはもしかしたら初めてかもしれん。
しっかし、ここも爽快だよなぁ。
出口で2台分の料金を支払う。
そんな気持ちよい道たちを爽快に走りぬき、いよいよ伊豆スカイラインの入り口、箱根峠のゲートへ到着。
これは帰りの絵だけどね。
ゲートに入る前の駐車場に一旦停車し、この先の予定を説明する。
景色がいいのは韮山峠ぐらいまで、という情報を入手していたので、そこらでUターンをする。
もちろん往路は維水志が先導し、行きの道中、目ぼしいと思われるスポットをラースにチェックしながら走ってもらう。
復路はラースに先行してもらい、自分の気に入った場所に好きなだけ停まってもらう、
という作戦だ。
熱海峠のゲートで係員に話を聞くと、別に韮山でゲートを出る必要はなく、戻ってきたときにチケットを見せ足りない分を払えばいーんだそうだ。
そりゃ自己申告制ってことなわけね。
で、作戦の中身だが、どーやらラースにちゃんと通じたようなので早速出発。
おー、いーねぇ。
伊豆スカイラインは暴走ぱーぷーが出現しなければホントいい道だわ。
いまいち空が霞がかってはいるが、それでも絶景である。
韮山峠までは意外と近く、すぐに終点となった。
まあ150円だしね。
で、出口へ向かい、ゲートの手前でUターンできそうなところへ停める。
続いて停車したラースに「ここでUターンするよ。今度はキミが先導する番だ」と伝えたつもりだったのだが・・・、
何故だか彼はそのまま直進していってしまうのだった。
え?何故通じてない?
しょーがないんでそのままゲートまで追いかける。
チケットを見せるために停止するので、そこでいったん追い抜き、外へ出、再び停止してUターンすることにした。
で、そこでまた「折り返すよ」と言ったつもりだったのが・・・。
何故だかまたそのまま直進して行ってしまうのだった。
な、なんで?
理由は維水志の英語が良くなかったからに違いないんだが、どこがいけなかった?
まさかUターンが和製英語?と思って後で確認したが、そんなことはなく、ただ、実は名詞しかなかったのに動詞として使ってしまった、というだけだった。
その程度で通じないことはないはずなのだが・・・。
発音にしても日本人には意外と難しいUの発音も完璧なんだが。
まあいい。
追っかけてってクラクションを鳴らして彼を制止する。
で、そこで改めてもう一度説明したら今度はどーやら通じたようだ。
が、ゲートまでは維水志が先行し、そこで入れ替わることに。
うん、気持ちよく走っているね~。
けど、韮山峠から出た時、カーブで曲がり切れずにセンターラインをオーバーしていてキケンだった。
ありゃ対向車がいなくて良かったよ。
やがて最初の駐車場に停車。
先ほどカーブを曲がり切れなった理由を説明するラース。
彼の名誉のために解説すると、彼の母国での愛車はNinja1000。
それと比べ荷物満載、しかもタンデマーもいる状態での違いを計算にいれてなくてあーなったのだそうだ。
サスがぼよんぼよんで沈み込み過ぎたからだ、と。
まあでもこれで積載過多時のCBの特性に気付いて良かったよ。
この後はそれを頭に入れて普段よか抑えて走るつもりだと言っていたから安心だ。
慣れない日本の道、これからまだまだ道中長いしね。
彼らが最初に選んだのがここだったわけだが、一瞬通り過ぎただけで覚えておいてもらうのはそもそも無理があったのかもしれない。
なのでやはりここからは維水志が先導することにした。
こーいった広大な景色はドイツではなかなか見られることがない、と彼らは言っていた。
で、維水志が先導で次のポイントへ。
だが、右手に海が広がるのが見えるのはもう一つ先のポイントなのに、間違えて一つ手前に停車してしまった結果、似たような景色になってしまうのだった。
これだけが悔やまれるなぁ。
申し訳ないことをした。
この旅もそろそろ後半に差し掛かっている。
さて、じゃあ次の予定に参りましょう。
つづく。
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