隠れたB級グルメを発掘せよ
この時期、テレビのグルメ番組がこぞって北海道を特集しているような気がするんだが、それは気のせいなのか、もしくは今の自分が北海道ツーに気が向いているからやたらそれらが目に付いてしまうのかは謎である。
で、番組のタイトルに「北海道」の文字が入っているとついつい見てしまうのだ。
それで、昨日は録画しておいたケンミンショーを見たら、小樽のあんかけ焼きそばの特集をやっていた。
一昨年、小樽を訪れたが、あんかけ焼きそばが主流だなんて、これっぽっちも知らなかったし、気づきもしなかった。
そんな風に、まだまだ隠れたB級グルメが北海道各地に散りばめられているに違いない。
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その土地特有の食べ物って、そこで生まれ育った人たちにとって当たり前なのは当然だが、ケンミンショーを見ていてよく思うのは、彼らがその食文化が自分たち独自のものだということに気づくのが、他の地方にそれがないことを知った時が初めて、ということだ。
一方で、横浜生まれの維水志にはそういった経験がほぼなく、あるとしたら「サンマーメン」ぐらいなのである。
大学時代だったか、他県出身の友だちにサンマーメンが通じなかった時に知った。
けども、小樽ネイティブの「子供のころからあんかけ焼きそばを食べている」「それがないなんて考えられない」といった熱き想いと比べると、サンマーメンに対する横浜ネイティブのそれは弱いというか薄いに違いない。
だって、サンマーメンって、もう何年も食べてないし、別にどーしても食べたくなるとかの中毒性もないと思う。
このように多文化が入り混じってしまうエリアはユニーク感が薄いんだ。
ケンミンショーで神奈川県が話題に取り上げられることが少ないのもそのせいだろう。
けど、文化が入り混じる可能性が低いエリアとなれば話は別だ。
なので世の中にはまだまだテレビで発掘されていない食文化があるだろう。
そしてそれが広大な北海道となればなおさらだ。
4年前のツーリングを例にとってみよう。
道の駅「絵本の里けんぶち」を訪れた時のことだ。
北海道ツーの最終日、浜頓別あたりから富良野へ向かう途中に立ち寄ったのだが、そこで食べたチキンソテーが美味いのなんのって・・・。
あのツーリング中で鶏を食べたのが初めてだった、あるいは腹が減っていた、ということもあるかもしれないが、単に塩コショウした鶏を炭火で焼いたもんがこんなに美味いもんだと思ったことはなかった。
否、多少話を盛ってるかなあ。もう4年も前のことだからなぁ。
それで剣淵町の特産品で検索してみたが、「〇〇鶏」といったようなネーミングがあるわけでもなく、特にウリになっているようではなかった。鶏の燻製は特産になっていたが。
じ、じゃあ、あれが普通のレベル、なのかしら?
だとしたら、剣淵町の人がこちらへきていわゆるチキンソテーを食べたら「これ、鶏、なの?何食ってんのかわらんが・・・」って、きっと仰天するぞ。
まずね、この量で300円。当時。
弾力があって、香りがよくて・・・。
何なんでしょう、とにかくイミナシーはその美味しさにとっても感動したのです。
で、写真ののぼり旗を良く見ると、「名産、〇×△ド・チキン」とか書いてあるじゃないか。
ご、ゴトウくん?ゴトウくんせい?かしら?
まあ、なんにせよだ、こうした隠れた名産が絶対にあるのは間違いなさそうだ。
これらを発掘できたら楽しいだろうなぁ。
それを知るには、テレビ番組の「ぷーたらマンのせっかくグルメ」みたいに、地元の人に聞き込みをする以外ないだろうか。
なら、ムリ~。
せいぜい地元の定食屋等に入ってメニューをじ~っくり眺め、見慣れない料理名があるかどうか吟味したり、地元客が何をオーダーしているかじ~っと観察するか、って程度だね。
そんなことを考えるのもまた楽しいのさー。
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