幸せなとき
最近、「幸せだなぁ」と思える瞬間がよくある。
美味しいものを食べているとき、出かけているとき、家でくつろいでいるとき、等・・・、
要は普通の日々の生活を送っているときだ。
昔はそう思える瞬間が少なかった、というか、スペシャルな出来事でもない限り、ほぼなかったような気がする。
だから、今こんな気持ちになれるのはそれなりの歳になったから、ということなのかもしれない。
それなりの歳になり、身に付いたことは何だろう?
それは耐性かな。
あと、許容範囲の拡大かな。
昔は自分の境遇を嘆いて不満を募らせるばかりだった。
自分が不幸だと思い込んでいると、他人の幸せは悪いことでしかない。
成功者を妬み、他人を蔑むことで自分の立場を確立させないといけなかった。
それはなんて寂しい生き方だろうか。
許せない心、というのもまた然り。
もちろん許してはいけないことはある。
ましてや同じことが繰り返されるなら放置してはおけない。
だが些細なことは許してしまったほうが心が楽である。
過去は変えられないし、許せないということは常に自分が被害者でいないといけない。
被害者意識が強いと先に述べたように常に他人が悪者で最終的には周りは許せないやつらばかり、つまり敵だらけになってしまう。
そうなると幸せを感じる機会は少なくなるだろう。
「もうそんなんどーでもいーや」
と思ったら、だいぶ気持ちが楽になった瞬間があった。
それ以来、些細なことに関しては、その場で怒りを感じるのはやむを得ないとしても、あまり引きずらないようにしている。
あるいはそういう風になろうと、努めている、とも言える。
そう。
所詮、まだまだ「努めている」域でしかない。
これが自然にそうなれるようになるにはまだまだ歳を重ねていかないといかんのだろうな。
まだ発展途中なのだ。
それでも、そうなりつつあることで「幸せ感」増した、というのは間違いなさそうだ。
ふとした瞬間に「あぁ、いいねぇ・・・」って思える自分がいる、ってのがとってもいい。
これからもそうやって自分が好きになれる機会を増やしていきたいものだ。
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