Ninjaよ!私は帰ってきた!!

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ネコネコ・リベンジ

バイクの点検で東京まで出向いた翌日、今度は東京を超えたその先まで猫の面会へ出かけた。

ネコネコ・リベンジだ。

土曜日を迎える前に会いに行かないと、また選択肢が減ってしまうのだ。

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里親になるのも、信頼のおける業者から引き取りたいと思った場合はそう多くはないのかもしれない。

ちゅーたを引き取らせてもらった業者は、今から考えるとあまりいいところとは言えなかったと思う。

まあ彼らのおかげでちゅーたがいるわけだから、その点では感謝をしているが、猫たちが置かれている環境があまりよろしくなかった。

そして代表者のババアの人間性が好きになれなかった、ということもある。

なんか、金儲け主義のような気がしないでもなかった。

それらが今回の業者と比べて明確に見た気がする。

こちらでは、彼らのこの問題に取り組む真摯な姿が印象的だったと言える。

そーゆー意味でも、前回は空振りだったけど、引き取り先の業者の様子がわかって良かったかもしれない。

なので遠いのがわかってはいるが、わざわざ出かける価値があるのだ。

なんだけど、やっぱ遠い。

緩い曜日のはずの二日間が朝からフル稼働で、その後に仕事が待っている。

そして激務の週末を迎えないといけないとは・・・。

平日の都内を走るのも気が進まない。

それでも「リベンジするのだ」と、気持ちを奮い立たせて家を立つ。

日曜の時、2時間かかったのとは違い、この日は30分ぐらい余計に時間がかかった。

1時間前ぐらいに現地エリアに着いて、ゆっくりランチをしてから業者へ行く計画はおじゃんになり、代わりにミニストップで済ませることに。

美味しそうなラーメン屋を見つけたのだが、ちょうどお昼時ということもあり、すでに行列ができていたから諦めた。

業者の面会が午後1時から、というのがかなりネックなのだが、そこは仕方がないことである。

炎天下の中、業者に着くと、今日は前回の責任者と思しき人とは違う、ベテランな感じがする女性が担当だった。

ああ、良かった。今日はまだ選べる猫ちゃんたちがたくさんいる。

月曜日に新たな選出メンバーがネットに13匹ほどアップされていたのだが、翌日にはすでにマイハニーが気に入っていた三毛猫は里親が決まってしまっていたし、そのまた翌日には12匹が1匹減って11匹になっていた。

そんな感じだから、土曜日を過ぎて行ってもまた前回と同じ結果になるのがわかっていたので平日に来たのである。

HPの情報通り、10匹ぐらいがまだ手付かずの状態である。

・・・・。

ええっ?

ぎゃ、逆に選べん!

この子もかわいーし、あの子もかわいー。

そしてこっちの子も、はたまた反対側のケージのこいつら3匹も・・・。

きっと決め手に欠けるのだろう。そんな感じで夫婦でケージの前を行ったり来たりするのだが、全然イメージがわいてこない。

そりゃそーだ。

「ちゅーちゃんと気が合いそうな子・・・」

とか考えても我々に答えが見つかるわけがないのだ。

ただまあ元気過ぎるやつは、慎重派のちゅーたには荷が重すぎるような気がするので、割と控えめな元気さを持つ子に絞ることにした。

そう決めて、ようやく3~4匹に絞ることができた。

面白いもので、やがて第一候補、と思っていた猫は次第にランキングが下がり、最初は目にも止まってなかった端っこに1匹だけでケージに入れられていたのが気になってくるのである。

「え、でも、やっぱ第一候補だよなぁ」とかそれでも迷う。

そんな調子だから絞った後でもさらに吟味は続くのだった。

そうこうしている間に他の里親希望者が何組か訪れてくる。

我々は最初からずーーっといるわけだ。

仕舞にゃ、「ビビっと来る子がいない。ということは、今日は見送るか?」と現実逃避をしようとするのである。

だが、今日この場を去ってもきっと同じことを繰り返すだけ、とわかっているのでもう一度前を向く。

最初はちゅーたには、元気めなメスがいーんじゃなかろうかと思い、ケージの中でお友達と暴れまくっている子以外のメスを中心に検討していた。

ところがいいと思った第1候補の三毛猫は不妊手術後で、まるで元気がない。

この子の元気なところを見たかったが、同じ不妊手術後でもめっちゃ元気に暴れまわっている猫がいるのを見ると、この子は虚弱体質なんじゃないかという疑念を抱いてしまい、思い切って前に出られない。

次の第2候補のメスは、超ビビりなのか神経質なのか、抱かせてもらっても必死で逃げようとする始末。

これでは扱いがさらに難しそうな気がして二の足を踏んだ。

第3候補はオス猫で、元気にじゃれまくる3匹の中の一番控えめなキジトラだったが、なんか特徴がないような気がし、それは夫婦で同じ意見だったもんだから、なおさら躊躇してしまう。

で、第4候補が先ほどの、目立たなかった控えめなオス猫である。

う~む・・・。

しょーがないんで、「ウチに来たい人~?」と猫たちに問うてみる始末。

はは・・・。

聞いてもわかるわけがあるまいが・・・。

ところが、「こいつはないかなぁ」と思っていた、先ほどの第4候補ぐらいの猫ちゃんが「にゃー」と返事をするのだった。

おぉ?

おまえか?

来たいか?

来たいのか?

いわゆる黒白の八割れちゃんだ。

結局、その問いと「にゃー」という返事が決め手になり、八割れちゃんが一番ぴったしな気が強くしてきた。

もう時間もあまりない。この後仕事があるのだ。

決めた。

この子に。

そして施設の人にそう伝える。

伝えると、現在皮膚病の治療中であることを伝えられ、ここでもまた二の足を踏んでしまう。

だって、ちゅーたに病気がうつったらいかんのだし。

それで他の猫が二匹以上でケージの中に入れられているのに対し、この子は一匹でいたんだ。

けど、アレルギー体質の可能性はあるものの、動物病院で治療すれば治る可能性もあることを聞いたら、もう決めていいような気がした。

そうだ。我々がこの子の救世主となればいいのだ。

かくして心は決まった。

手続きへと移る。

いろいろと説明を聞くのだが、もう心が上の空状態になりつつあった。

書類に必要事項を記入し、お支払いをする。

これまで食べていた餌と、おトイレに使っていて猫砂もどきをもらう。

ちゅーたの時に使っていた、今朝風呂場で洗ったばかりのキャリーケースへ子猫を移す。

MVIMG_20180628_145348559.jpg

最後に、担当の人に爪を切ってもらう。

ああ、爪切り、上手ですね。

「決まって良かったね」と子猫に話しかけるベテランの担当お姉さん。

いえいえ、こちらこそ、ありがとうございます。

これからも頑張って猫ちゃんたちを救ってください。

さあ、賽は投げられた。

もう後には引けない。

う・・・。

その前に、仕事に間に合うように帰れるんか?

つづく。

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