ネコネコ・エンカウンター
「吾輩は猫である。名前はまだない」
ちびちゃんがわが家へ来て三日目の夜、いよいよちゅーたと顔合わせをすることになった。
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この後ろ姿のシルエットがまたかわいーよなあ(*´▽`*)
この三日間の新顔の様子を見て感じることは、あまり物怖じしないタイプ、ということだろうか。
そしてとにかく元気。
元気過ぎる。
ちっちゃい体で10畳の部屋を所狭しと走りまくる。
なんにでも興味を持って近づいていく。
すっかり解放された気分になったのか、あるいは安心したのか、鳴き声も最初は蚊の鳴くほどか細いものだったが、今までのそれと比べてだいぶ声量が大きくなった。
こんなに力が有り余ってたんかと思うほどだ。
施設からもらい受けた時点での猫風邪と、耳にできている湿疹みたいなかぶれは相変わらずで、よくくしゃみをしている。
この件に関しては別の記事で触れることにしよう。
一方、先住猫のちゅーただが、翌日にはその存在に気づきつつあった。
ちびちゃんがわが家に来た時、マイハニーが実妹の助けを借りてその姿をちゅーたに見せないように10畳の部屋に隔離することに成功。
だが、か細い鳴き声がするたびに、「なに?なんかいるよね?」と耳をぴんと立てて反応し、声がする方へ移動するのだが、声の主がいる部屋は閉め切られているため、「ここは違うのかな?」と思って階下に降りて外の様子を探っていたりした。
だが、我々がいそいそと10畳の部屋に入っていく姿を見ていて、どーやらそこが秘密の場所であることに気付いたようである。
当然、新入りもドアの向こう側にいる猫の気配には反応する。
けど、諸々の感染の恐れがあるので直接触れさせることはもちろん、まだ顔合わせをするわけにもいかない。
ネットで調べた通り、初めはお互いの匂いのするものを間接的に嗅がせ、ある程度免疫を作ってからケージ越しの面会をすることになっている。
そうなるまでちゅーたが相当しつこく騒ぎ立てるんじゃないかと思ったが、どーやらそれはこちら側の取り越し苦労だったようで、ある程度鳴いて訴えて相手にされないと、割とすんなりと諦めて引き下がるのだった。
で、満を持して土曜の夜、面会をすることとなった。
まずはちゅーたをキャリーケースに入れて新入りの元へ連れていく。
「お?なんか来たにゃ?」と、新入り。
すると、
まるで物怖じする様子もなく向かってくるのだった。
ちゅーた:「やだ、怖い~!」
一方、臆病者のちゅーたはこの調子。
心配されていた、先住猫側の、縄張りを侵されることに対する新入り猫への威嚇攻撃など微塵も見られないのだった。
しょーがないんで、今度は逆の立場にすることに。
ちびちゃんをキャリーケースに入れ、ちゅーちゃんの本拠地である寝室でご対面。
「おい、お~い」
「なんだあ?こりゃあ?う~ん・・・」
こんな状態でもケース内のちびちゃんは全くビビる様子がない。
大した根性だなぁ。
こりゃ本格的に接触できるようになったらどーなるんざんしょ?
仲良くやっていけるのかしら?
おとなし目の子を選んだつもりだったが、まさかこんなに根性が座っているタイプだとは・・・。
やがて落ち着いたちゅーた。
この日の面会はここまで。
その後も、ちゅーたはちびちゃんに執着する様子もなく、時たま気になって「ちびちゃん、見せてー」とアピールしてくる程度なのだった。
う~む・・・。
やっぱちゅーちゃんのほうは問題なかった。
だが、あのフルパワー元気印を受け止められる器があるだろうか。
それがわかるまで、まだ暫くは様子を見ないといけない。
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