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ネコネコ・キュア

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施設からこの子をもらい受ける際、留意点として次のようなことを伝えられた。

現在、猫風邪を引いている模様、そして耳のところに皮膚病の症状が見られる、一応これまで処置はしてあり快方に向かっていると思われるが、念のため動物病院で診てもらうことをお勧めする、

ということだった。

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ここの施設の里親募集中の猫たちは、HP上で公開されていて、里親が決まったりしてメンバーに変化があればほぼ毎日のように更新されている。

だから訪れた際、実物の猫たちを見て「ああ、この子があの子だね」と認識できるのである。

実際、後から来た家族連れのお子様が「ほら、この子、お兄ちゃんが気に入っていた子だよ!」とか言っていたっけ。

ところが、だ。

うちのチビちゃんに関しては、事前にHP上に発表されていなかった、というのが後でわかった。

こっちも毎日のようにHPのチェックを怠らず、誰がいるのかほぼ完ぺきに理解していたのだが、後で考えると「あれ?こんな子、HPに載ってたっけ?」と記憶にないのである。

それどころか、里親が決まると「里親が決まりました」コーナーにその猫(と本人たちの許可があればそれも)の写真が掲載されるのだが、我々の場合、夫婦と一匹で写っている写真はあるものの、猫ちゃん自体の写真がなかったのだ。

それが病気の治療せいでまだ発表段階ではなかったからなのかどうかはわからないが、譲り受けられる状態だったからこそ向こうも譲渡したのだろう。

それにたとえ病気であったとしても、それを覚悟で我々が救世主になることを決めたので問題ないのだ。

なので、連れてきたその足で、ちゅーたが行きつけの地元の動物病院へ行って診てもらった次第である。

ところが、そこは先生が三人いて、この時は穏健派先生に当たってしまった。

その人は、ちゅーたを診せに行った時もそうだったのだが、あまり治療を好まないのか、ワクチンでさえ外に出さないなら打たなくてもいーんじゃないか的なことをおっしゃるようなタイプなのだった。

それ以来、念のため、ということもあるのでウチでは院長先生を指名させてもらっているわけだが、その日は夕方だったため、指定ができなかった、とマイハニー。

で、案の定、施設で言われた通りのことを伝えると、「一週間様子を見て、良くならないようなら治療をしましょう」と経過観察を推奨されたのだった。

穏健派とは言え、専門家にそう言われたらそーするしかないんで、その日は治療等は何もせずに家に連れて行った。

が、それから4日が経過したが、相変わらずくしゃみは多いし、耳のただれた部分も一向に良くなる気配が見えない。

業を煮やして「やっぱもう一度病院に連れて行って院長先生に診てもらう」ということになった。

で、本日、行ってきたわけだが、結論から言うと、行って正解だった。

ネコネコ・シフトのため、今日は維水志が担当だ。

キャリーケースに入れて車に乗ると、なんと、施設からの帰り道ではほとんど鳴かずに静かだったちびちゃんが、この日はやたら鳴きまくるのだった。

まるで、せっかく安生の地に来たのにまたどこか知らない場所に連れて行かれてしまうのではないか、とおびえているようだった。

「だいじょぶだから」と運転しながら散々言い聞かせるが、所詮伝わるわけがない。

運転の集中を切らさないように注意しながらようやく動物病院に到着。

着いてからもなかなか鳴きやまなかった。

初日はそんなことなかったらしいが・・・。

で、院長先生の診察を受ける。

まず、猫風邪に関しては、小さいころに引いていると、それは成長と共に治る感じなので少なくとも完治まで1か月以上はかかるんだと言う。

それとその後も割と風邪をひきやすい、ということもあるとか。

それらならそうとちゃんと説明してくれればこちらも安心していられるわけで・・・。

しかもこちらの心配をちゃんとくんでくれて、悪化しないように目薬を処方してくれた。

一方、耳のただれている部分だが、セロテープでそこの部分の菌を摂取し、カビがいないかどうか調べてくれた。

だよね~。

それが普通だよ~。

で、実際、カビがまだいたのだった。

こちらも塗布用の薬を処方されたが、完治までは1か月以上かかるし、そこから出るフケ的なものでも感染する可能性があるから暫くは行動範囲は控えたほうがよいし、先住猫との接触など到底無理だとおっしゃっていた。

この糸状菌と呼ばれる菌は、人間にもうつる可能性があるので、この子を触った後は必ず石鹸で手を洗うことも必要らしい。

これだもの。

後数日放っておいたらさらに悪化してたかもしれん。

そしてこんな重大な危険が潜んでいるにもかかわらず、経過観察の診断をしてしまうなんて、どうなんだ?

病院で穏健派ってのもなー。

まあいい。

これでだいぶ安心できる。

で、先生が「ところで、名前は決まりましたか?」とおっしゃる。

そーなのだ。

初日に連れてきた際にはまだ名前が決まっていなかったのだ。

そして今日の朝まで決まってなかったが、再び病院へ行くのに今度こそ名前は必要だ、ということで出勤途中のマイハニーとラインでやり取りし、急きょ朝に決定した。

「ぴよ丸です」

「『まる』は感じでいいですか?」

と、いつも真顔の院長先生がこの時はニヤっとしたのだった。

「そ、そうです。お願いします」

そう。

命名

「ぴよ丸」

ねづみじゃないけど「ちゅーた」、ヒヨコじゃないけど「ぴよ丸」なのだ。

ねー、ぴよ丸。

早く病気を治そうねー。

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