加賀温泉から見附島キャンプ場へ
ツーリング2日目。
起床5時。
この日、いよいよ隊長と合流することになっている。
隊長との待ち合わせ場所は加賀温泉。集合時間は9時。
そこまでの距離は136キロとなっている。
なので余裕を持ってキャンプ場を6時に出立することにした。
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で、昨夜降ったと思われる雨も、朝にはすっかりやんでしまったようで、撤収に支障をきたすほどではなかった。
なんたって天気予報じゃこのキャンツー期間は行き先はどこも降水確率ゼロだったし。
と、安心しきっていたのだが、この後、お約束の「雨に打たれる」が待っているとは・・・。
つれないな~。
どうして?
雨具なんぞ、一切持って来なかったわけで・・・。
で、下道の136キロはかなり大変だった。
早朝だし、この朝のプチツーは100キロ越えだけど全然大したことないと考えていた。
実際この前日400キロを軽く走破したのを見ればそう思えて当然だった。
が、これがとんでもなかった。
走り出した時こそ雨は降っていなかったものの、ナビに指示された道は悪路の連続なのだった。
しかも前夜に結構な雨が降り注いだらしく、山間から水が路面に絶えず流れてていてかなりなウェットなのである。
美濃街道と呼ばれる、ダム湖沿いの道をひたすら走るのだが、それなりの交通量の中、ウェット道を結構な速度で流れていくもんだから神経が磨り減る。
この前日なんとも思わなかった10キロが、この時はものすごく長く感じられた。
ぜんっぜん目的格までの残り距離が減っていかない気がするー。
で、あろうことか、ついに雨が降り出したのだった。
し、信じられん・・・。
あの天気予報は一体・・・。
そんな不遇な目にあいながら気合の100キロを2時間で走ったところでコンビニ休憩を取った。
これで相当疲弊した。
積載物はパニアにモンベルの完全防水ドライダッフルだから全く問題なかったが、やはり体は濡れている。
靴の中や肌着にまで染みてやがる。
あったかいコーヒーと軽い朝食を済ませた
待ち合わせ場所まで残すは35キロ程度。
時刻は8時ぐらい。
まあ余裕だな。早めに着くぐらいでいいだろう。
隊長は隊長でこの日まで数日かけて琵琶湖方面までソロツーをやっていたようで、前日はこの日の待ち合わせ場所からそう遠くないところに宿泊したようだった。
たぶん近い彼の方が先についているだろうと思ったし、実際その通りだった。
8時半ぐらいだったか、加賀温泉郷にやっと着いた。
隊長と久々の再会。挨拶もそこそこにさっそく温泉で疲弊しきった体を癒す。
後、着替えもせんと。
やっぱ、シャツ、パンツ、靴下まで濡れていた。
けど、とってもいい温泉で、着替えもしたことでだいぶ復活できた。
しっかし、早朝だからか、我々以外の客はみな年配の方だった。
雨はもうすっかりやんだようである。
その後、芭蕉珈琲と呼ばれるきっちゃ店に入り、ツー話に花を咲かせた。
もちろんこれからの予定も。
ハエが飛んでたな。
それはともかく、この日の宿泊地は能登半島の先っちょである。
まだ結構な距離を走らないといかんのだ。
有難いことに能登半島は無料の高速道路がある。
途中から1車線になってしまうが、それでも信号がないことを考えれば大助かりだ。
で、ランチをどーするかまだ決めてなかった。
これが問題だった。
実は維水志はこの2か月ほど前に金沢を訪れていて、そん時に「金沢に来訪する機会があったら是非とも食べたいなあ」と思ったランチがあるのだ。
のどぐろ飯である。
維水志としてはそれを実現させたかった。
けれどソロで走っているわけではない。相方もいる。
その隊長だが、ガチョウさんではムリだった長距離走行も、ヒヨコに変わったことで1日350キロまではだいじょぶ、と譲歩してくれているのだった。
後、できるだけ早く宿泊地に到着する、ってのが倶楽部ではお約束になっている。
それらの条件を考えると、のどぐろ飯を食べるためだけに金沢市内まで行くのは時間と距離がだいぶオーバーしてしまうことを意味するのだった。
なのでそれは諦め、どっか適当なところでランチをすることに決めた。
で、とりあえず隊長からリクエストのあった千里浜なぎさドライブウェイに向かうことにした。
加賀温泉郷からは70キロほどでほぼ直線である。
11時半ごろ、なぎさドライブウェイに到着。
かの、SSなんちゃらというイベントの到達地点で有名なところだ。
ロデムでは端からここを走るつもりはなかったが、砂浜をヒヨコで走る気満々だった隊長も、砂で汚れるのが嫌だったか、結局走らず仕舞いだった。
なので35キロ程先の次の目的地へ。
12時過ぎ、道の駅、能登食祭市場に到着。
ここで今夜の宴の新鮮魚介類をたんまりゲットしていくのである。
それと時間的にランチも、だな。
食堂は何軒かあって、結構悩んだのだが、結局シーフードカレーの店にした。
美味しかった。
さあて、じゃあ次は新鮮な魚介をゲットしようじゃないか。
今宵は隊長の新しい調理器具も活躍してくれるという。
でーっかい岩牡蠣等、なかなかいいものが手に入ったところで、いよいよ宿泊地に向かいましょう。
時刻は13時前。目的地まではあと80キロぐらいか。
うむ。
のんびり能登半島を走っても15時過ぎには着けそうだ。
で、この後、能登島を走ったんだか、どーだったんだか覚えていない。
そして着く間際、また雨に降られたのは覚えている。
そして着くなり雨が止んだのもはっきりと覚えている。
こーゆー、理不尽なことは強烈に覚えていられるのは人間の本質なのだろうか?
それともそう思うだけで、実際に楽しいこともたくさん覚えているんだろうか?
やってきたのは、見附島シーサイドキャンプ場。
このように穏やかな海の岸沿いが公園になっていて、基本的にはどこに設営してもいいらしい。
ちなみに受付はこの近くにある宿泊施設で行う。
すぐそこまで海がきているところにテントをはるのもよさそうだが、我々が選んだのは・・・、
こちら。
バイクを屋根があるところに止められるし、芝生が気持ちいい。
しっかしこれで確か千円だか千五百円だったっけか?
いずれにしても安い!
最高!
ここに来てようやく太陽が顔を出しつつある。
反対側も海が見れることは見れるし。
設営の間、地元のお散歩途中のおばあちゃんが、ずーっと我々の作業を見ていて時々話しかけてくるのだった。
隊長のバイクのナンバーが札幌であることはすぐに認識したが、維水志の湘南は何回説明しても最後まで「湖南(こなん)」のままだった、という内容だけは覚えている。
宴の前に受付のある宿泊施設の風呂をいただく。
もちろん別料金だが、どんな湯だったか思い出せんが気持ちよかったのは確か。
ロビーからはこんな景色が眺められる。
あ~、もう最高だあ。
後は飲めや食えや、だな。
後、語れや、か。
まずはカンパーイ(*´▽`*)
この後、怒涛のキャンプ飯!
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