気がつけば平成もあと5日

昭和64年1月初旬、新年になったばかりで昭和時代が間もなく終わろうとしていた。

当時20代後半の自分は黒歴史を絶賛構築中だった。

あんときゃ慌ただしかったなあ。

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そのころ、「喪に服す」ということでファミレスなどが暫くの期間、夜は外の照明を控え目にしていたものだった。

夜の街がやたら暗かったという印象がある。

なので元号が変わるからと言って、めでたい感じは一切なかった。

そう考えると、今回はまた随分と状況が違ってるものだ。

何か、新たな元号になることが、期待と希望に満ちた世の中を意味しているような感じがしないでもない。

これはこれでいいもんだと思う。

しっかし、あれから30年かあ。

いろんな出来事があったが、どれもこれも「やり直したい」と思うようなことばかりである。

やり直しは無理だからせめて迷惑をかけた知人に謝ってまわりたい、とか思うこともあるが、そんなことをしたところで、どっかの芸人みたいにただの自己満足にしかならず「独りよがり野郎」とレッテルを貼られるだけであろう。

だからそれら最低最悪な行動を取ったぱーぷーな自分を率直に受け止め、二度とそんな間違いをしないように前を向いて歩いていくしかないのだ。

だが生きている以上、他人と関わることは避けられないわけで。

それ故に未だに知らず知らずのうちに迷惑をかけまくっていることもあるが、逆にかけられまくっていることも多いのだ。

お互い様なんだ、と開き直れるようになった分、平成からの成長があったのかもしれん。

けど受動喫煙のように、一方的に理不尽な目にあうのは未だに許せん。

そこまでの寛大さは未だに持ち合わせていない。

それも自分、維水志萌一という人間だ、と納得し認めてしまうのは、融通の効かない頑固じじいへの道に足を一歩踏み入れたということなのだろうか。

元号が変ろうが何をしようが答えは一生わからんかもしれん。

明日、26日が終われば残り4日となり、世間は大型連休へと突入する。

30日までの4日間は「平成最後の・・・」文字がネットやらSNSやらで踊りまくるだろうし、5月1日からはそりゃもうお祭り騒ぎになるのかしら？

今年は維水志もGWを休むことにした。

珍しい。もしかして10何年ぶりかも。

さすがに世間が10連休と盛り上がっているところにきて無理矢理仕事をしたところで顧客のキャンセルが増えるだけのようが気がしたので・・・。

けれど最初の27日と最後の6日は仕事をするので実質は8連休なのだが。

皮肉なことに、世間の人たちと同じように連休が取れる年に限って遊ぶ金がないとは・・・。

トホホ・・・。

逆に毎日何をすりゃいーのか？

毎日村の駅まで行って来ようかしら？

一番金がかからないのはアニメを見たり、クリアしてないゲームをやることだから、そっちかな。

いや、

ネコにゃんズとのんびり過ごすかな。

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