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維水志バンド史 その一

で、歌謡曲ばかり聞いていたのかと言うとそうでもない。

バンドをやっていたからロックなども聞いていた。

そこで、

プレイリスト2、ロック 

プレイリスト3、Jロック

 

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中学時代はディープパープル、キッス。

中2か中3の時、友人の影響でそれまでちょっとだけかじったクラシックギターからエレキに鞍替え。

たぶん、フォークソングという地味なもんやってるより、ハードロックのほうがもてる、という安易な動機からそうしたんだと思う。

エレキの登竜門である「スモークオンザウォーター」や「ハイウェイスター」を練習するが、コードがよくわかんなかったから楽譜も読めないし、当然耳コピもできなかった。

バンドをやれるほどのギターの腕がなく、友達が演奏するのをただ指をくわえて見ている程度だったから、これらの曲にはそこまで思入れがない。

それが高校に入学したら状況が変わった。

面白い学校で、入学前に芸術科目を音楽・美術・書道のどれにするか希望が出せて、それによってクラス分けが行われるのだった。

維水志は音楽科だったので、バンド仲間を作るのは容易だった。

で、当然花形であるギタリストは豊富。

一方、地味なベーシストはというと、そこらじゅうで湧いて出ているバンドの数に満たないのだった。

ましてやドラム担当なんてのはバンドを掛け持ちしなければいけないほど希少だった。

自分がない維水志は、確か「おまえベースやれよ」というバンドリーダーのヒカシューの強引な一言でベース担当になったと記憶しているが、「どーせ和音がわかんないんだし、弦も4本しかないベースのほうが簡単そうだし、まあいっか」的なノリだったと記憶している。

けれど、現代と違い、高1の時点でホントに腕の立つメンバーなんて数えるほどしかいないのである。

いたとしてもそれはギタリストで、その他の楽器担当はほぼ全員ド素人と言ってよかった。

なのでバンドが立ち上がった当初はそりゃあ酷いもんだった。

確か最初のバンド名は「九蓮宝燈(ちゅうれんぽうとう)」。

単に麻雀がめっちゃ流行っていたから、という理由。

維水志を含め、ギターのヒカシュー以外全員ド素人である。

まあそれでもやらなきゃ腕は上がらない。

高1の時点では軽音楽部が存在していたので、練習する場には困らなかったが、大部分が高3で構成されていたため、彼らが卒業と同時に軽音は廃部となってしまった。

ちなみにその先輩の中に、後に「杉山ぷーたらとオメガぷーたら」という名でメジャーデビューするバンドのギタリストがいたっけ。

そのようにハイレベルな先輩がいる中、とてもじゃないが文化祭で彼らと同じ舞台にたてるはずもなく、九蓮宝燈のお披露目は、気が弱そうな京大出身の数学の新人先生に無理やりお願いし、2時間続きの授業を「バンド発表会」の時間に替えさえてもらい(あ、いや、道徳の時間だったっけかな?)、視聴覚室にてクラスメイト相手に演奏したのが最初だった。

その時の曲が確か、当時デビューしたてのサザンの「いとしのエリー」「気分次第で責めないで」、チャーの「闘牛士」、レッドツェッペリンの「ホールロッタラブ」と、あと何故かフュージョンバンドのプリズムの「モーニングライト」と「サイクリング」だったか。

まるで脈絡がない。

どーいう意図でこの選曲なのかしら?

まあともかく散々なデビューだったわ。

その演奏の酷さは、隣接している授業中の教室の知り合いの友人に後でボロカスに言われ嘲笑されるほどであった。

で、そんなメンバーのクソさにあきれ果てたのか、リーダーのヒカシューは、下手でも希少価値のあるドラマーを引き連れ早々とバンドを脱退、新たなメンバーで九蓮宝燈を始めたのだった。

だが、文化祭で演奏をするという夢を諦めきれない残された維水志を含めたクソたちは、新メンバーを迎えて何とかバンドを続けていた。

ドラマーは確か何とか頼んで九蓮宝燈と兼任してもらったんだと思う。

新たなバンド名は「紀州屋」。

なんか、時代劇で悪代官と悪だくみをする商人の代表の名前が紀州屋、みたいな感じが好きで維水志が付けたものである。

センスはともかく、思い返せば維水志はこうした数々のネーミングに関わってんなあ。

当時はまだ少なかった有料のスタジオを借りて一生懸命に練習したものである。

鶴見、桜木町などなど・・・。

結構、金がかかったよなあ。

で、練習の甲斐があって、めでたく紀州やも高2の文化祭でデビューを果たすことができた。

曲は、四人囃子が中心。

「ハレソラ」「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」、「おまつり」と「一触即発」をつなげた「一触おまつり」、レッドツェッペリンの「天国への階段」「ホールロッタラブ」「ロックンロール」だったかな。

まだまだリズムが今一つだったりと課題はたくさんあったが、演奏後の達成感は相当なもんがあった。

自分で言うのも何だが、ここからメキメキと維水志のベースの腕も上がっていったのだった。

それまで難しかった耳コピも上記の曲は完璧にできるようになった。

コードがわからんのでアレンジができず、完コピする以外の手段がないからなのだが。

こっから先まだまだあるが、長くなったからここまでにしよう、っと。

で、まあそん時に聞いていた曲がプレイリストのロックとJロックに入っている。

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