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維水志バンド史 その三

最後のバンド名は「G-through」。

まあホント、高校生男子はバカだな、ってのがよくわかるネーミングだ。

「自慰する」を英語で言っただけ、という・・・。

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メンバーは2年次の「紀州屋」のそれとはガラっと入れ替わってしまった。

紀州屋:ギター:カオちゃん、サイドギター:デグチ、キーボード:インキカワタ、ドラム:スズ、ボーカル:イチ、ベース:維水志、の6名。

一方、

G-through:ギター:タコセ、ベース:維水志、ボーカル:イチ、

と、ここまでは同じ高校の仲間なのだが、キーボードは翠〇高のミャツイ、ドラムは霧〇丘高のサトウなのだった。

つまり、紀州屋メンバーは維水志とイチだけ。

ちなみに維水志の高校は他校生が自校の催し物に参加するなんて許されていないのである。

けどドラムもキーボードもやれる人が自校にはいないから仕方がなかった。

高2の時はバンド掛け持ちができたドラムのスズも、さすがに高3では自分のバンドに専念したいということで断られ、キーボードだったインキカワタも受験に専念するということで参加不可だった。

しょーがないんで翠〇高校の文化祭で縁のできたミャツイとサトウに白羽の矢が立ったのだった。

まあどーせ先生が演奏を見に来ることなんかないだろう、という安易な考えでゴリ押ししたのである。

ところが実際は見に来ている先生もいて、結構焦ったものの、結局、何事もなく無事に演奏を終えることができたのだった。

後で観客だった友だちから「先生が不審そうな顔でステージをジロジロ見ていたぞ。わざと視界を遮るように邪魔したけど」と聞いて、もしかして間一髪セーフでラッキーだったのかもしれないと思うと同時に胸をなでおろした。

当たり前だが、メンバー紹介はなしにしておいて良かったかも。

選曲は、Burn、Catch The Rainbow、Breakdownとロックンロールウィドウ。

それプラス、オリジナル曲。

この年から、体育館で演奏できる条件に「最低でも1曲オリジナル曲を入れる」というのが加わったのだった。

「Walking In The Sky」とかいう適当な名の曲で、コード進行も簡単なめっちゃ短い曲だった。

歌詞はめちゃくちゃ。イチが適当に英語っぽく歌うっていう・・・。

翠〇の文化祭の時と2曲かぶっている。

あのときは涙をのんだイチも、ここでは声をつぶすほどのシャウトで満足できたろう。

意外だったのはリードギターのタコセの上手さだった。

あのバスケ部のキャプテンが、あのがさつの性格なタコセが、あのCatch The Rainbowのバイオリン奏法を見事に演奏したのには感心させられたし、スタンディングオベーションもんだった。

もちろんこの時も大成功で、このように維水志の高校バンド活動はいい思い出のまま幕を閉じたのだった。

だからこそ、これらの演奏曲は大切な思い出がいっぱい詰まっているわけで、プレイリストの「ロック」「Jロック」に入っている。

で、せっかくホワイトスネイク等を知ったのだから、演奏した以外の曲も好きなのかと言われると、答えはノーで、他はほとんど聞くことがなかった。

自分でも不思議なのだが、たぶん実はハードロックにゃあんまり興味がなかったのかな。

その後、大学に入り、再び気の合う仲間とバンドを組んだのだが、長続きはしなかった。

軽音部にバンド仲間4人で入部したのだけれど、新入生はどんなことがあってもセッティングに来なければいけない、というわけのわからん命令を「授業があるから」という理由で無視したら首になってしまったのが原因だろう。

部室が使えなくなったし。

そこではカシオペアを演奏したのだが、あれを上手にこなせるほどのベーステクはとうとう身につかずじまいだった。

まずスラッピング(当時はチョッパーと言ったか)がハンパない。

維水志の親指はあんまりスラッピング向きじゃなかったのか、今一つ上達できなかった。

メンバーは維水志が神奈川出身で、他は徳島、岐阜、福島と多彩だった。

驚いたのはギターの岐阜出身ソガ隊員の超ハイレベルテクである。

あのカシオペアのギターソロをいとも簡単に弾けちゃうだなんて、プロか?プロなんじゃないのか?と思った。

ギブソン持ってたし。

何よりも「え?なんでこんな上手い人が俺たちとバンドやってくれんの?もっと本格的にやるべきなんじゃないの?」と思った。

それほど凄い。高校時代、ギターが上手い、と言われている人はたくさんいたけれど、あんな上手いやつはいなかったし。

世の中は広いんだなあ、って実感したものだ。

ドラム担当の徳島のバーンくんはとっても器用な人だった。

ドラムも大学から始めたんじゃなかったかしら?

成績優秀者だった。

キーボードは福島会津出身のコーエ。

女の子みたいなキューピーみたいな福島なまりのあるかわいいやつだった。

腕はまあ維水志の次にダメだったけども。

なっつかしいなあ。

みんな、今ごろどーしてんだろ?

で、プレイリストに「フュージョン」がある。

カシオペアはもちろん、高校時代にかじったプリズムも入っているが、何故だかスクウェアは登録なし。

バンドでやってなくても聞いているのは、「ハートカクテル」というテレビ番組の影響で松岡直也が少々ぐらいか。

まあ基本的に新たに開発する気が昔っからなかったんだろうね。

大学卒業後、ベースに触れることはなくなり、ベースとベーアンは知り合いに売ってしまい、維水志のバンド活動はジ・エンドとなった。

それでも人前で演奏した感動を忘れることができずに10年ぐらい前に秋葉原ヤマハの5弦ベースを衝動買いしてしまったのだ。

それもまったく手を付けてないのだが、今回は売るつもりは毛頭ない。

今でも高校時代の仲間とあうと、「またバンドやりたいね」なんて話がよく出るんで。

まあ、バイクに乗らなくなったら、今度はバンド活動にリターンかな。

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