至福のひと時
キャンプ場、フォレストパークあだたらに到着。
雰囲気も最高だあ。
さっそく受付を済ます。単身さんが。
にほんブログ村←「決まったキャンプ場があるってのはいいねぇ・・・」と思ったら・・・
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「札幌」「福岡」「湘南」だよ。
このナンバーが一堂に会するのはたぶんこの倶楽部だけなんじゃなかろうか。
もう7年だよ。
ここまで来ると歴史を感じるねぇ。
いつものキャラバンサイトにバイクごと乗り入れる。
けど、この岩がごつごつしていて、一度中に入れると出すのが大変なのだ。
特に重いロデムを扱うのはホント慎重さを要する。
維水志はいつも一番手前に停めさせてもらったさー。
いつものようにテントを各自思い思いに貼る。
7年前はド素人だった維水志もだいぶ慣れてきたものである。
この距離だと両隣の方々のいびきまでしっかりと聞こえるのだ。
にしても、この炎天下で日陰で設営ができるってのはかなりなプラスポイントだろう。
設営ののち、買い出しへ行くことに。
そして最高の温泉を味わってから宴を始めることに。
ガチョウ倶楽部にしては珍しいほど早いキャンプ場入りだ。
宴が開始されるのが16時過ぎからって・・・。
たぶん今までにないかも。
そりゃあもうこの暑さのせいでしょうな。
一刻も早く、冷たいビールで喉を潤したいのさー。
ここで一か八かのチェストマウントカメラを試す。
どーやらうまく撮れていたようだ。
いつものPLANT-5に到着。
今日はメニューも予め買い出しの前に決めておいた。
さすがに我々も学んで来たようで、無駄なほど食材を買い込むこともなくなった。
確かな成長があるね。
ビールを買ったらとっとと風呂入って宴を始めたくなった。
簡易クーラーで飲み物を冷やし、風呂に入る準備をする。
そしてノーヘルで温泉場へ向かう。
これがいい。
帰りはもっといい。
ノーヘル、半袖で、風呂上がりに爽やかな風を受けながらバイクを流すなんて、他じゃなかなか味わえないんだ。
温泉は最高なんだが、懸念されるのはその混雑度である。
ここの宿泊はこれまでたいていは日月とか平日が基本だったのだ。
夏休み中の土日だなんてこた一度もなかった。
家族連れが多いこんな時期だ、温泉も渋滞で楽しめず、なんてことが十分に予想されるのだった。
脱衣場に行くと、予想通り人が多い。
まあ仕方があるまい。
湯船につかる前に洗い場で汗を流そうとするが、これもちょっと待たされる羽目に。
しょーがないんで、温泉の湯船のお湯
で軽く流すだけにした。
一方、行動が早い隊長は、洗い場もいち早く確保していただけあり、すでに露天風呂に浸かっている。
維水志もそこに加わろうと露天風呂へ続くドアを開けようとすると、
ああ、最悪。
そこにはクソガキ軍団が・・・。
もうさあ、混んでるだけならまだ我慢できるが、節操のないやつが多くてホント辟易とするんだわ。
6，7人もいやがるのである。
一縷の望みは、こいつらが粗相をやらかすことである。
なんたってそこにはあの隊長がいるわけで。
なんかしでかした瞬間にこいつらは間違いなく彼からの一喝を食らうのである。
ちょっとでも泳いでみろ、おまえら全員瞬殺されっぞー。
否、むしろ泳げ！隊長の前で！
そんなことを考えながら中に入ると、あろうことか、そそくさと何かから逃れるように子供たち全員が露天風呂から上がって中へと入って行くではないか。
「あ、やっちまったんだ、こいつら」
ってのがすぐにわかったんで、隊長に、
「なんか言ったの？」
と聞いたら、
「え？聞こえたの？」
とすぐに返された。
いやいや、もう何年の付き合いになるのさー。
それぐらいわかるってー。
どーやら泳いだのではなく、手で水鉄砲を作って遊んでいたらしい。
公共の一員であるとはどういうことか、学べ若人よ。
そのすぐ後に、何事もなかったかのように単身さんが加わる。
暫く我々三人だけの貸し切り風呂となった。
マジ最高。
さあて、さらに爽やか走行でサイトに戻りましょう。
ビール、ビール！
やあ、もうカンパーイ！
なんかさー、ビールって、こんなに美味かったっけ～？
こりゃ2本買っといて正解だわさ。
そしてそして、隊長のジンギスカンが味わえるだなんて、もうそりゃ至福のひと時でしかない。
1キロも用意してくれたのだ。
って、それは単身さんと維水志でそれぞれ450gは食べろ、ってことだよねー。
いやいや、文句は言いませんて。嬉しゅうございます。
ニラがいい。
いつも買ってくるのとは違う種類って言ってたけど、違いがわからんぐらいとにかく美味い。
ああ、まだ空はこんなに明るい。
でも日陰なもんで涼しい。
さあて、調子に乗ってもう一本ビールを開けちゃおうかな～。
あれ？
あれれぇ？
なんか、地球がぐるぐる回っているような気がするー。
みんなの話声が遠くに聞こえるー。
みんなは「フリーサイトを見に行こう」とか言ってるー。
うん、行ってらっしゃーい。
維水志、ここでいったんリタイア。
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