Ninjaよ!私は帰ってきた!!

バイクが紡ぐ彩り生活!

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ノー向日葵

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成駒でランチを終えた我々は解散の場所となる郡山布引風の高原へとバイクをはしらせるのであった。

猪苗代湖の周りを走りたい、ということで若干遠回りをすることに。

割と近いかと思ったが、90分ぐらい走ったかもしれん。

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で、風車が見えてきてからは急に上り坂が始まるのだった。

結構なワインディングロードとなっていたが、なんとか到着。

が、

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がら~ん・・・・。

え?

なんで?

一面の向日葵は?

いやいや、もう刈っちゃうっておかしいだろ、これからピークシーズンを迎えるというのに・・・。

と、思ってたのだが、向日葵のない中でも出店をやってるおばちゃんの話によると、ここら辺は5月ぐらいまで雪が積もってるもんだから向日葵が咲き始めるのはこれからなんだそう。

てっきり刈ったのかと思っていた向日葵は、なんと8月20日ごろにならないと咲かないんだそうだ。

そりゃ考えてもなかったわ。

まあ仕方があるまい。

こうしてまた課題が一つ残されたのだ。

けどこれはチャンスを外すと見られないんで、次にその時が訪れるかどうかは運次第、と言ったところか。

う~む、残念。

それにしてもその地方の人たちと会話をするのは方言が聞けてとても楽しい。

遠くにやってきたことが実感できるのがいい。

コンビニのバイトと思われる若い店員の、異なるイントネーションを聞いた時、「ああ、違うエリアまでやってきたんだなあ」とつくづく思う。

それも旅の楽しみの一つだ。

で、しょーがないんで撮影会に。

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向日葵があれば苦労はしなかったんだろうけども、なかなかいい場所を見つけるのは大変だ。

まあ写真は専門家に任せるのがよい。

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単身ライダーさんの写真。

良き。

「空まかせ」8月号の表紙を飾る。

俺たちの旅」ってのがいいねぇ。

「永遠なれ」

もちろんこれからも続くのさー。

さあて、次に会えるのはいつかなあ。

維水志、次の休みは8連休を2回に分割する予定。

8日間、続けて休むより小刻みにしたほうがいいかな、なんて思って。

1回目は9月の終わり、2回目は11月の頭あたりにしようかと考えている。

じゃあ皆さん、それまでお元気で。

それぞれ頑張りましょう!

隊長は明日も休みを取り、那須高原の温泉宿に宿泊するという。

日曜の午後に都内を走るのが嫌だから、という理由だったと思うが、維水志もそれにはかなり同感できる。

翌日仕事はあるものの、夕方からだし、ご一緒させていただこうかと思ったが、宿泊地が那須高原ということは翌朝も結局は首都圏エリアを通らないと神奈川まで帰れないことになる。

維水志の場合は、とにかく首都圏を走りたくない。

特に埼玉を避けたい。

海も山もない、同じような平坦な景色が永遠と続くのが嫌。

どこまで走っても先に進んでいる気がしない上に、退屈さがマックスなのである。

そんな中で渋滞に巻き込まれたりしたら地獄以外の何物でもなくなってしまう。

だが那須高原からだと埼玉~八王子コースを避けることは不可なのだ。

なので維水志が選んだコースは群馬、山梨経由である。

できるだけ西へ西へと向かうコース。

こっちなら山あり谷ありだし。

グーグルナビで調べると、尾瀬にも行けそうな感じだったが、そっちまで行くと相当な遠回り、というか、また別の旅になってしまいそうだったので却下した。

結局、日光から赤城山の麓を抜けて高崎あたりへ抜けられる道があったのでそれを選択。

さらにそこから山梨の小淵沢を目指し、最終的には山中湖経由で神奈川に入ることに決めた。

グーグルナビにそれを設定すると・・・、

はは、9時間44分って。

しかも清泉寮まででその所要時間。

そっから自宅までさらに4時間弱あるし・・・。

現在、13時半。

休憩、給油を考慮に入れたら今日中に着くのは難しそうな気配。

まあ元からそのつもりだったのだ。

途中、力尽きたら笛吹市あたりにあるスーパー銭湯あたりに泊まっちまおうかとも考えた。

スーパー銭湯なら宿ほどぐっすり眠れることはないだろうけども、その分宿泊費が安く済む。

じゃ、ま、これで決まりだな。

もう何回も福島に来ているが、全部下道で福島から神奈川まで帰るってのは初の試みなのよ。

所要時間10時間以上とか文字で見ると、気が遠くなりそうだが、未知の道を走ることを考えるとワクワクしてくるのだった。

そして鹿沼まで高速を使った往路のことを思い出すと、高速道路ってのはホント有難いものだと思う。

空いていれば。

日曜の午後なんて万年渋滞なのだ。まるで意味がないわ。

高速道路はさー、渋滞してた場合はお金返そうよ。

では出発しましょう。

倶楽部員の皆さまとは、この丘を下ったところまでは一緒だね。

隊長は那須高原ってことは暫くは一緒かしら?

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単身ライダーさんとは赤い矢印の地点でお別れ。

暫くは一緒かと思った隊長はオレンジの部分でお別れとなった。

あら、やっぱ那須高原はだいぶ東側になるからだろうね。

さあ、維水志はひたすらGo West!といこうか。

14時間。

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