マイ歌謡編集後記 22
語りつくせぬ歌謡曲の魅力。
本日は維水志の思い出と共に、「82年冬~83年初期」と題してお届けします。
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二十四作目(82-83年初期)
夏をあきらめて/研ナオコ
ホレたぜ!乾杯/近藤真彦
ZIGZAGセブンティーン/シブがき隊
とまどいの週末/堀ちえみ
涙をふいて/三好鉄生
ひとり街角/小泉今日子
ドラマティック・レイン/稲垣潤一
YaYa(あの時代を忘れない)/サザンオールスターズ
セカンド・ラブ/中森明菜
悲しい色やね/上田正樹
抱きしめたい/松本伊代
夢芝居/梅沢富美男
花梨/柏原芳恵
19:00の街/野口五郎
めだかの兄妹/わらべ
冬のリヴィエラ/森進一
さよならの物語/堀ちえみ
それで昨日の続きなのだけども、
ストリップ劇場の。
この頃、毎週末となれば高校時代の仲間の一人、トリさんの家に集まり、ダべるのが習慣となっていた。
トリさんは高校時代から両親がいないというとても不幸な境遇にありながら、そんなことを周りに微塵も感じさせない男の中の男で、精神年齢は周りの連中より三つも四つも上のナイスガイだった。特に維水志の精神は彼のそれより十年以上は下だったと言える。
そんなわけだからみんなに慕われていて、彼の自宅は週末ともなれば維水志同様に大学生活に失望を感じた連中のよりどころとなっていた。
で、麻雀やったり、そうでなければ当時発売されたファミコンに夢中になっていた。
ファミコン発売が1983年だってぇから、もう大学生になってからの数年間はほぼここに入り浸りだったんだろう。
で、この年齢の男子が集まれば、そりゃあそんなことだけで満足できたはずもなく、風俗に目覚め始めるのだった。
早い連中はそれこそすでに高校時代から風俗に出入りしているやからもいたが、維水志は大学に入ってからだ。
当時、ノーパン喫茶とか覗き部屋とか、今考えると笑うしかないような新種のものもあったが、王道のストリップショーは健在だった。
「ストリップショー」とそのままを口にするのが多少は憚られたのか、我々のうちでは「プショー」と呼んでいた。
そんなところで恥ずかしさを感じる意味がわからんが、ある週末に仲間の誰かが「今日はプショーに行くぞ!」と声高らかに宣言するのだった。
トリさんちが鶴見だったので、行くのは当然、川崎である。
やっぱプショーのメッカと言えば川崎だ。
当時、立て看板が繁華街の至る所にあり、プショーのものも川崎エリアにはそこらじゅうにあったのだが、そこによく「まな板ショー」という言葉が書かれていて、維水志には意味がわかんなかった。
が、「それって何?」とそんなことを今更人に聞くのも恥ずかしいので、知らぬままプショーを体験することになったのだった。
スマホがあればそんなこともなかったろうが当時は携帯すらない時代。
有名な店が数件あって、確か料金は二千円とかそんなもんだったと思う。
川崎駅を降り、慣れたやつが先頭に立って店に向かう。
まだ慣れない維水志は、なんか、これから悪いことをしにいくみたいな気分がしたものだ。
うつむき加減にそそくさと歩いて店に進む途中、そりゃあもうト〇コ風呂(今は使っちゃダメ)の呼び込みがうるせーの、うるせーのって・・・。
「お兄さん!安いよ!予算、いくら?」
とか、聞かれてもうつむいて無視するしかなかった。
で、劇場に到着。
中に入ればこっちのものさー。
そりゃあもうわくわくドキドキだったけども。
けども!
序盤は踊り子のダンスがあるのだが、その踊り子は明らかに若くない。
そして前列を確保したラッキーな連中は、踊り子から、
「はい、お〇〇この毛~」とか言って、毛のシャワーをいただけるのである。
維水志は後列だったので、「前でなくて良かった」と安堵した。
で、いよいよまな板ショーの始まりとなった。
一体そりゃどんなんだ?とわくわくして見ていると、どーやら参加型イベントのようで、MCが客席から有志を募っている。
すると、挙手をした連中が目の色を変えてじゃんけんを始めたのだった。
で、買ったやつが凄い雄叫びをあげてステージへと上がって行った。
まな板ショーの始まりです。
こ、これが・・・。
ま、まな板ショーって・・・・。
確かにまな板に乗っている魚?
否、まな板はグルグル回転しないがな。
これ、見てるほうって楽しいんか?
ってか、やってるほう(参加者)には羞恥心というものはないんか?
否、その前にもしかして知性がないんか?
で、この時のBGMが、
「哀愁のカサブランカ」なのだった。
「抱きしめ~ると~♪」っていうメロディーに合わせて舞台のそれが一定のリズムで動くのである。
まあ今でいう、手〇キってやつさー。
なのでもうこの曲を聞いてもこの時の光景しか頭に浮かんでこなくなってしまったのである。
ダメでしょ。許可なくしてこんなとこでこの曲をBGMで流しちゃ。
と、いう、ホント、くだらない話し。
いやあ~、こんなところにも、歌謡曲の思い出って、あるんですね~。
そんな一つ賢くなった維水志が今回語るべき曲は、
「夏をあきらめて」「恋人も濡れる街角」「YaYa(あの時代を忘れない」
サザン、再開花。
凄い。
特に「YaYa」はサザンの曲で一番好きかも。
バンド活動で楽しかった高校時代を思いだす。
ホントは青学時代の話しなんだろうけども。
「互いにギター鳴らすだけで分かり合えてたやつもいたよ・・・♪」
戻れるなら戻りたいよ~。
マイハニーがサザンのファンで、日産スタジアムの解散コンサートへ行った。
この曲が始まった時は鳥肌もんだった。涙出たかも。
「ドラマティック・レイン」
あら、90年代の曲かと思ってたよ。
「セカンド・ラブ」
好きだなー。
カラオケで歌うよ。
来生たかおバージョンじゃキーが合わないからもちろんこっちさー。
「あなたのセーター、袖口をつまんで・・・・切なさのスピードは高まって・・・♪」
天才か?
「花梨」
この曲から名前が全部漢字に変わった、とネットに書いてあった。
「19:00の街」
こんな感じの曲がとっても多いけども、どれもいいんだよなあ。
「めだかの兄妹」
いろいろ問題あったねぇ。
一人だけ。
「冬のリヴィエラ」
森進一っていったら維水志の中ではこの曲と「新宿港町」だな。
「涙のペーパームーン」
サビの「涙のペーパームーン♪」って音が上がっていくところが、ムリがあんじゃね?っと思うぐらい声を絞り出してる感じがいいのだ。
そーいや、大学受かってから車の免許取ったんだ。
次回はその辺りの話しにしよう。
なんたってカーステ全盛期だもの。
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