マイアニソンデイズ 昭和編01
「マイ歌謡編集後記」シリーズはここまですでに二十七作目までが完成。
全部で三十四作だから、ネタとしてはあと7回しか使えん。
「更新カレンダー埋め一年間」を達成するためにも、バイクネタがない時用に使えるネタはまだまだ温存しなければならない。
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そこで新たに「マイアニソンデイズ」シリーズを始めることにしようじゃないか。
自分の思い入れのあるアニソンについて、いろんな出来事と共に綴るのが「マイアニソンデイズ」。
アニソンの場合、これまたいろんな角度から話を膨らませることができるので、非常に好ましいネタだと言える。
ではまず初めに、アニソンの歴史について少し語っておこう。
アニメソング、と言っても、アニメ自体がそうであるように、ある頃から単なる子供向けのモノではなくなっていった、というのは周知の事実である。
要するに、そのアニメのタイトルやヒーロー・ヒロインの名前を曲の歌詞の中で連呼する、といった曲のジャンルがほぼ皆無となったということだ。
その傾向がいつからか、とか、どの作品から顕著になったか等は専門家に任せるとして、維水志がこのブログで語るのはその両方である。
そーさな、やっぱ昭和編と平成編に分けるのが良さそうだ。
昭和最後の年が1988年。維水志26歳。
いわゆる子供向けアニメが、1979年の機動戦士ガンダムによって大人でも楽しめる今の日本のアニメ文化の礎となったわけだが、17歳の時、オンタイムでそれを見ていた維水志は、おかげでそれ以来アニメから永遠に卒業することができなくなった次第である。
それでも1995年の新世紀エヴァンゲリオン大ヒットによるアニメブームの再燃に至るまで、ガンダムシリーズやイデオン等日本サンライズ作品以外で何かアニメを見ていたか?と言われると答えはノーなのだ。
大人でも楽しめる作品数がまだまだ少なかったからね。
なので昭和編と言っても実際は70年代が中心。
で、平成編はエヴァ以降、つまり95年以降が中心、ということで話を進めていきたい。
また、昭和編ではアニソンのみならず、特撮ヒーローソングでも語りたいものがあったりするが、そりゃまた別のネタにしておこう。
昭和編では、曲の詞の中に、その作品のタイトルが入っていることが多いので、ついつい作品自体についても語ってしまうが、そこは「マイアニソンデイズ」、曲メインであることを忘れないようにしよう。
つまり、「イントロにインパクトがある」とか、「編曲が素晴らしい」とか、あくまでも曲に焦点を当てた内容中心で。
ということで、今日は昭和編の第一回目ですね。
「意味なしフレーズのリフレイン」編
「ドカチン」(1968)
♪てーってぽっぽ、てーってぽっぽ、ふにゃあ、ふにゃあ・・・
って・・・。
けども耳について離れない悪魔のような曲である。
ドカチン役?の中村メイコが歌っているようだけども、「ドカチン!」という合いの手に対して「はぁ~い?」とか返事するところがあって、それがまた癖になる面白さなのである。
こんな昔(50年前)の曲を今でも口ずさめるってのがアニソンの末恐ろしさだともいえる。
そして歌は覚えているのに、内容はサッパリである。
現時点でYouTubeで聞くことができる。
「どろろ」(1969)
♪ほげほげたらたらほげたらぽん、ほげほげたらたらほげたらぴー・・・
♪おまえらみーんなほげたらだ!
え?俺も?
みたいな。
曲の始まりだけでなく、途中もほぼそんな感じでまったく意味がわからんのである。
でも一度聞いたら耳から離れない。
「あかねちゃん」(1968)
♪ドカン ポンカン トンチンカン・・・
この辺りはまあねぇ、意味が全く分からない、ってほどでもないけれども。
この頃はまだカラーと白黒が入り混じっている時期だもの。
これもYouTubeで見れたのだけども、第一話もアップされていたからついつい見てしまったよ。
あかねちゃんって三姉妹の次女だったなんて全く記憶がなかった。
しかも三女はあのハイジ役の杉山佳寿子さんが声を充てていたよ。
OPも好きだがEDも語るべき曲である。
「国松さまのお通りだい」(1972)
♪ドンガ ドンガ ドンガラガッタ ~
♪おチャラが怒って エッサッサー エッサッサー ~
♪かあ かあ からすのかんざぶろー
最初のフレーズは国松の暴れる効果音の擬音語だとは想像つくが、最後の「かあかあ・・・・」は全く意味が分からん。
昔はそのフレーズと国松の弟の絵がかぶってたから、かんざぶろーは弟の名前なのだろうと思っていたが実は違うし。
「冒険ガボテン島」(1967)
♪ザッザッザザ ザッザッザザ ザッザッザザッザ・・・
まあ波の音だよね。
ケロロは確かカラスの名前だったと思う。カエルではないはず。
でもウチのネコがネコなのに「ちゅーた」「ぴよ丸」というのだから、まったく許せる。
途中でバラード風になるところがいいのだ。
そーゆーパターンの曲も多かったと思う。
「ワンサくん」(1973)
♪まっくろけのまっかっかーのまっしろけのけ
♪ちんちれげのふっさふさーのつんつるてんのてん
♪ぶっちぶちーのしましまーの・・・
あれだね、今見ると犬の種類を言ってんのがわかるね。
けど「まっかっか」ってのがわからんが、赤犬ってのが昔はいたんだっけかな。
これ、曲が始まる前に犬がテレビスタジオに入ってくシーンがあるのね。
この曲のように、手塚作品の中には、どーもこう、ディズニー風な臭いがするやつがあるのだが、それ系はオリジナリティがないような、つまりアメリカかぶれしているような気がしてあまり好きになれない。
当時はそんなこと微塵も感じなかったけども、ある程度の年齢になってリボンの騎士やらジャングル大帝やらの曲を再放送で聞くようになった時にそう思った。
「ジャングル黒べえ」(1973)
♪ウラ ウラ ウラ ウラ・・・・べっかんこー!
これは主人公のしゃべる言葉まんまだから意味がわかんなくはないが。
以上のように、意味不明なフレーズがあることでめっちゃ人に印象を与える効果があったんだと言える。
マイアニソンデイズ、なかなか面白い。
自分で書いていて楽しい、ってことが大事だね。
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