マイアニソンデイズ 昭和編04
昭和時代より連綿と続く日本アニメ。
また、そこには絶対に欠かせないアニソンの存在があります。
ここではそんなアニソンの歴史を維水志の思い出と共に語っていきたいと思います。
名付けて、「マイアニソンデイズ」。
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さて、今日の最初のテーマは、
「コーラスが最高な曲」編
メインの歌詞も素敵だが、バックコーラスが何よりも好きな曲もいくつかあるので、ここではそれを紹介したい。
「狼少年ケン」(1963)
♪ぶぼんばばんぼんぶんばぼん ぶぼんばばんぼんぶんばぼん
やっぱこれでしょう!コーラスじゃないけど。
子気味良いパーカスから入って「わーおわーおわおー」というコーラスの後にこれ。
これが維水志が1歳の時ってんだから、たぶん再放送で見て知ったのはもちろんであるが、それでも白黒だけにかなりな幼少期の記憶なのだ。
確かこれの替え歌があって、小学生の時、それが流行ったから余計に覚えているんだと思う。
それがなかったとしてもこんなにインパクトがあるってのが凄いのよ。
この永続性ってのがアニソンの凄さだと言える。
そりゃもうモーツアルト級なのだ。
「おしえて」(1974)
ご存知、アルプスの少女ハイジのOP。
そのヨーデル。
EDも紹介したけども、ヨーデルはやっぱOPのほうが好きだなあ。
広大なアルムの山が映し出され、続けてハイジの生まれた村・デルフリ村の風景が。
そしてホルンの響きと共に始まるヨーデル・・・。
ああ、もう最高。
曲の最後のヨーデルもいいんだ。
なんかまた最初っから見たくなってしまう。
現地取材をかなり行ってできたアニメであることは有名だが、テレビアニメにこんだけ力を入れて作るってのがもうこの時代から始まっている。
だからこそ世界で愛される日本を代表する文化となったんでしょう。
あんなクソなコマーシャルに使っていい安易な作品ではない。ホントやめて欲しいんだけども全然やめてくんない。
「宇宙戦艦ヤマト」(1974)
これはやっぱテレビ版のじゃなきゃいかんのだ。
ヤマトが地面から姿を現す効果音の後にアカペラで、
「さらばー 地球よ~・・・」
の後、イントロ。
で、ささきいさおさんの歌はもちろん素晴らしいのだけども、バックコーラスの女性の声の伸びが美しくてたまらん。
で、テレビ版は曲の終わりがこの女性のコーラスのリフレインなのに対し、レコード版はそうではなかったと記憶している。
あのコーラスのリフレインで終わるのがいーんだがな。
というわけで推すべきは絶対にTVヴァージョン。
「フランダースの犬」(1975)
♪ラララー ラララー
の、後はもう何言ってんのかわからない。
調べたらどーやらオランダ語らしい。
やっぱハイジのあの素晴らしいヨーデルの後だしねぇ。
なんかやっとかないと。
それにしても、こんな爽やかなOPにもかかわらず、本編の内容のなんと絶望的なことか。
ヘタすんとトラウマになり兼ねない。
けど昭和って、ある意味どーにもならない理不尽な境遇でも耐えんのが当たり前、みたいな部分ってあったと思う。
今はなあ・・・。
さて、カテゴリー別に語るはここまで。
次は機動戦士ガンダムが始まる1979年までの中で維水志の好きな曲を語っておきたい。
「その他」編
「スカイヤーズ5」(1966)
まあ曲もいいんだけども、タイトルのロゴがかっこいいんだ。
スカイヤーズ5の文字がシルエットだとマシンガンみたいなのに見えるっていう、洒落たロゴ。
「ピュンピュン丸」(1967)
今では「ピアノ売ってちょーだい」のCMで有名な財津一郎さんの曲。
♪ありゃりゃん こりゃりゃん おつむのね~じが こりゃまったバッチリ緩んでる~
最高じゃね?
そして最後の、「キビシーーーーーッ!」っていうシャウトがたまらん。
「ああ、一人でカラオケでも行って歌ってこようか」と、思いたくなるような曲。
「ドロロンえん魔くん」(1973)
♪どろろん おどろん でろでろ ばあ・・・・・
目ん玉のように見える時計が逆さ回りで時を刻む画面におどろおどろしいイントロがかぶさって始まるのが印象的。
そこへ、「どろろ~ん、えん魔くん!」と、野沢雅子さんの声が入る。
またメインボーカルとリエゾンしている声がヘリウムガスを吸った声みたいでまた気持ち悪い。
「侍ジャイアンツ」(1973)
♪ずんたったたー ずんたった ずんたったたー ずんたった
♪ダイヤモンドをつんざいて~・・・
水木一郎さんの迫力のあるボーカルが生かされているスカっとする曲。
まだあんまり野球に詳しくなくてダイヤモンドの意味がわかんなかった。
キャラがルパン三世の後半の絵と同じ。女性がみんな不二子に見える。
分身魔球がボークだとか、いろんなこと言われていたが、そこはまあアニメだし。
この頃は読売が好きだったけど、あんまり真剣には見てなかったな。
総じてスポコンものはほとんど見てなかった。
根性なしだからか、熱いのが好きじゃなかったんだと思う。
「ミクロイドS」(1973)
夜の8時半からアニメを放映するという、当時ではとても画期的な試みがデビルマンから始まったが、キューティハニー等も含め、これもその枠内で放映されていた作品。
深夜アニメの前身なのか?
確かOPが途中でEDと入れ替わった記憶があるが、維水志はオリジナルのほうが好き。
当時は原作漫画を読んでいて(今も単行本を持っている)、そっちは結構内容がグロいんだわ。
オリジナルOPのほうが、その雰囲気に合っていると思う。
♪心を忘れた科学には 幸せ求める夢がない
だもの。結構重たい。
「魔女っ子メグちゃん」(1974)
♪シャランラ シャランラ ヘイヘヘ~ィエイ シャランラ~
かっこイイ。かっこ良すぎる。
前川陽子さん、凄すぎる。
キューティーハニーのEDもこれのEDも前川さんだけど、双方ともに泣かせる曲だよなあ。
え?これ、45年前?ウソでしょ?
ホント、永続性を感じる最高の曲。
テレビアニメもキューティーハニーで弾けちゃったのか、これも魔女っ子ものとしてはかなりセクシーな作品だったろう。
まあだからか、男子も結構見ていたはずである。
「カリメロ」(1974)
♪ぴぃよ ぴぃよ カリメロ 走っちゃおう・・・
かわいい。めっちゃかわいい。
今はウチのネコ、ぴよ丸ソングとして定着している。
歌詞、変えてるけど。
「まんが日本昔ばなし」(1975)
♪ぼうや~ 良い子だ ねんねしな・・・
ねんねするよ~。
欠かさず見ていた。確か土曜の夜だったはず。
夕飯のおかずみたいなもんだった。
ほのぼのする。
「それゆけガイコッツ」(1975)
これは「EDのほうが好き」のところで語っておくべきだったのだが、忘れていたからここで。
♪俺たちゃ天才 あったまいーぞ うんうん
ここが好き。この後のシリーズも似たような曲があったと思うが、一番覚えているのがやっぱこれだな。
悪役の歌ってのは、アニメではそれまでなかったかもしれん。
特撮もので言うと宇宙猿人ゴリとかレインボーマンの死ね死ね団があるけども。
「はいからさんが通る」(1978)
♪はい はい はい はいからさんが通る
クラビ?だっけか、あのシンセの音が大好き。
男性の甘い声のアニソンって、この頃じゃ珍しいんじゃないかしら。
今回、たまたま2番の歌詞を知る機会を得たのだが、その内容が酷い。
「やはりあなたも虜なんですか がっかりするほどペチャパイなのに」って・・・。
昭和だから許されたんだな。
それにしても、なんでこれ見てたのかなあ。
「誰がために」(1979)
テレビシリーズ二回目のサイボーグ009の主題歌。
機動戦士ガンダムが始まった年と同じなのだが、これはこちらに入れておこう。
♪夢見て走る 死の荒野
の、部分の最後の「こおーーーーーーーーーおやぁ~」ってとこが一番好き。
この曲もホントかっこイイ。カラオケで歌いたい。
やっぱこりゃ一人カラオケに行くべきだな。
で、これって歌詞の中に「サイボーグ009」というフレーズが入らない曲なのだ。
「9人の戦鬼」「サイボーグ戦士」という言葉は入るけども。
だが「翔べ!ガンダム」には思いっきり「ガンダム」って入っている。
つまり、この辺りがちょうどタイトルを連呼するようなパターンが影を潜めてくる、いわゆる過渡期と言えるのかもしれない。
以上。
まあこうして見てみると、ガンダムが始まるまで、アニメを見る機会ってのが極端に減ったのがわかる。
維水志の年齢に当てはめてみると、中学~高2まではあんまり見るものがなかったと言える。
さて、次回からは、いよいよガンダム以降、80年代が中心となる。
昭和編の最後だね。
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