マイアニソンデイズ 平成編03
昭和時代より連綿と続く日本アニメ。
また、そこには絶対に欠かせないアニソンの存在があります。
ここではそんなアニソンの歴史を維水志の思い出と共に語っていきたいと思います。
名付けて、「マイアニソンデイズ」。
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時代は21世紀に!
今回は2004年ぐらいまでの作品を中心に。
2004年かあ。
今の仕事を始めてから2年ぐらい経った頃だ。
この頃、仕事がなくて暇で暇で仕方がなかった。
当然、収入もなく、ファミレスのバイトで生計を立てなければならなかった。
まあ独り身だったんで生きてく分にゃそんなに困窮していたわけではなかったが、趣味にお金が使えるほどの余裕はなかった。
そんな時、維水志の心の支えだったのがアニメだった。
電気とテレビさえあれば、無料で楽しめる最高のエンタメである。
ということで、この頃はホントよく見ていた。
ちょうどここら辺りぐらいから、いわゆる深夜アニメがぼちぼち出始めたころだったし。
これ、たぶん再放送でたまたまやってんのを見たんだけども、面白くてすぐにファンになってしまったよ。
「たいき」と呼ばれる麒麟のその後がどーなったかめっちゃ気になったものだが、その続きが今年ようやく文庫本で読めることになるとは感慨深い。読んでないけど。
NHKのアニメは意外と侮れない。
ちゃんとしている。質が良いのである。
そして1クールで終わるような中途半端な作品を扱うことは稀である。
もしかして1クールものはないんじゃないかな。
なのでアニソンも、金がかかってんのか、いい曲が多いんだわ。
十二国記のそれも、例外ではない。
OPはそれこそインストルメンタルだからアニソンとは言えないのだけども、作品のイメージにぴったりで、製作費にめっちゃ金かけた映画の音楽だ、と言われても信じてしまうレベルだと思う。
「INVOKE -インヴォーク-/機動戦記ガンダムSEED」(2002)T.M.Revolution
「あんなに一緒だったのに/機動戦記ガンダムSEED」(2002)See-Saw
OP、ED曲がそれぞれ4曲ずつ計8曲。
やりすぎ。調子に乗りすぎ。
だからあんまり印象に残らない。
DVD持ってて何回か見ているにも関わらず、上記の2曲以外、映像なしで聞いても維水志はきっとこのアニメの主題歌であることに気づけないだろう。
「INVOKE」はかろうじてわかるかもしれんが、昭和の人間には口ずさむすることすらできないタイプの曲である。
維水志の中でガンダムSEEDの曲、と言ったら「あんなに一緒だったのに」1曲のみである。これはホント良かった。
ストーリーのエンディングにかぶさってこの曲が流れてくんだけど、それが始まると「ああ~、今週はここまでかぁ」というとっても切ないというか、やりきれない思いにさせられたものだが、それだけに印象深かった。
歌詞が内容とリンクしていてとっても良かった。
なのに、他はさあ・・・・。
これがSEED DESTINYになるともっと酷いのである。
以前も書いたが、なんでよりによってケミストリーよ?と思ったし、エヴァのような画像と曲の高シンクロ率をまるで感じられないのである。
そのうち聞いているうちに慣れるかと思ったが、とうとう最後まで違和感だらけのままで、キラやアスラン、モビルスーツの映像に、なんか不釣り合いな音楽が乗っかってるだけ、という感じだった。
ビッグアーチストの使い方を間違えてしまった悪い例。
良い例とは、最近の「かぐや様は告らせたい」の鈴木雅之のようなものを言う。
なのでこの2年後のDESTINYのほうは気に入った曲が一つもない。
ってかまるで覚えとらん。
まあ制作側の怠惰だね。
これ、維水志がずっと聞いていたのはCD版のものなのだけど、テレビアニメのOPのはYouTubeで見てみたら歌詞が全然違うものだった。
ほら、やっぱNHKはここまでやんのよ。きちんと内容にリンクさせてくんのよ。
CD版のは、結構内容が辛辣で、心にグサグサと刺さってくるのである。
けどもメロディは軽快でとってもスカっとした気分になれるという、とても不思議な曲だと思う。
「明日のBlue wing/光と水のダフネ」(2004)小枝
アニメの内容はともかく、水中をイメージしたと思われるパーカスの音がいい。
この小枝(さえ)さんって歌手もたぶんアニソンメインでプロデュースされた人だと思うのだけども、時代が早かったのかなあ。
確か、若かりし頃のあの北川景子が出ている実写版のセーラームーンの主題歌「キラリ☆セーラードリーム」も歌っている。
メロディや編曲はとってもいい曲なのに、あんまりヒットしなかったのは歌詞が何言ってんのかめっちゃ分かりにくいからに違いない。
子供に受けなかったんじゃなかろうか。
維水志はとっても好きなんだが。
「君にこの声が 届きますように/金色のガッシュベル!!」(2004)谷本貴義
これはOP曲としては2番目に当たるのだが、それは維水志がこのアニメを見始めたのが途中からだったせいである。
1番目の曲を知らない。
日曜の朝9時からの放映で、これのおかげで昼まで寝てるようなことにならずに済んでいたと思う。
この曲を聞くと、そんなのんびりした、のんきな気分の朝を思い出すのだ。
「チチをもげ!/金色のガッシュベル!!」(2003)高橋広樹
これは挿入歌なんだけども、その歌詞のバカらしさたるや脳みそを破壊するレベルである。
で、そこに惚れた。
このアニメって他にもバカバカしい挿入歌がいっぱいあるんだが、これは群を抜いてバカらしい。
これを歌っている声優さんの突き抜けレベルが半端ない。
商売がうまく行ってなくてこの先どーなるかわからんような暗黒時代であったけども、これのおかげで何度も笑わせてもらったよ。
「UNLIMITED/SAMURAI7」(2004)相川七瀬
「普遍/SAMURAI7」(2004)Rin'
「Sora No Ikusa(空中戦)/SAMURAI7」(2004)和田薫
これもNHK。
上はOP曲。ビッグアーチストの上手な使い方。さすがNHKのアニメ部門。
ウィキによると、相川七瀬は元々あった曲の詞をこのアニメのために書き下ろしたんだとか。
真ん中がED曲。三味線?この命知らずの侍たちの物語にピッタリの曲。
♪きれいごとだけを並べて・・・
のサビのところのボーカルの高音が最高。血管が切れそうな感じがいいんだ。
で、一番下はBGM。サントラ盤に収録されている曲。
和田薫さんって、結構有名な人の模様。
本作のBGMは和太鼓を使ったものが中心なんだけども、維水志はそのサントラ盤CDを買ったぐらいホレました。
「空中戦」は3分弱の短い曲なんだけど、耳に心地よくて繰り返し再生にしてエンドレスで聞いていたことがある。
このように、NHKのアニメはホント、質が高い。
「想いを奏でて/うた∽かた」(2004)savage genius
TVKの深夜アニメだよ。確か1クール。
時代は確実に現在に近づいてきているねー。
ストーリーはまったく意味がわからんかったが、この曲は好きだった。
ボーカルの声が好きなんだよなぁ。
なんか、かすれてる一歩手前みたいな、半ハスキーボイスみたいなとっても魅力的な声。
アニソン界に君臨してもらいたかったなあ。
他にもアニソンを手掛けたみたいだが、どんなのか聞いてみようかな。
「禁じられた遊び/ローゼンメイデン」(2004)ALI PROJECT
一方、ALI PROJECTはアニソン界で成功したグループと言えるだろう。
この頃、「コードギアス反逆のルルーシュ」の主題歌も担当している。
バイト先の友はこのグループを気に入っていたのを覚えている。
だがどれも似たような曲調なのが玉に瑕である。
けどもこれは初めて聞いた彼らの曲だったからか、とても新鮮でインパクトがあった。
ストーリーは、というと、なんか第三期ぐらいまであったのかな、間延びしちゃって飽きたのか、とうとう最後まで観なかった。
結末をしならい。
今では峰不二子やゲゲゲの鬼太郎の声を担当する沢城みゆきがヒロイン役である。
維水志は翠星石(すいせいせき)というキャラが好きだった。
以上。
う~む。
単に年代別に語るだけなのに、やたら時間がかかってしまう。
曲の印象を再認識するためにYouTubeで見るのだけども、その際にストーリーまでアップされているのがあると、懐かしくてそっちもついつい見ちゃうのがいかんのだろうな。
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