マイ歌謡編集後記 29
語りつくせぬ歌謡曲の魅力。
本日は維水志の思い出と共に、「85年初期~夏」と題してお届けします。
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三十一作目(85年01)
熱視線/安全地帯
ミ・アモーレ(Meu Amoré…)/中森明菜
あの娘とスキャンダル/チェッカーズ
卒業/斉藤由貴
ヨイショッ!/近藤真彦
タッチ/岩崎良美
シンデレラは眠れない/ALFEE
常夏娘/小泉今日子
卒業/菊池桃子
にくまれそうなNEWフェイス/吉川晃司
シャイニング・オン 君が哀しい/LOOK
Bye Bye My Love/サザンオールスターズ
あなたを・もっと・知りたくて/薬師丸ひろ子
SAND BEIGE ~砂漠へ~/中森明菜
ボーイの季節/松田聖子
サイレンスがいっぱい/杉山清貴&オメガトライブ
もうこの頃、あることにふと気が付いて愕然とするのである。
「あ、テレビに出ている歌手やらアイドルやらって、もしかして自分より年下?」と。
最初にそれを思うのが、甲子園の高校球児に対して、である。
大学生になった当初、夏の甲子園で活躍する選手たちが自分より年下であることの実感がまるで湧いてこないのだった。
「年下だ」と頭ではわかっていても、何故だか脳みそがその事実を受け入れてくれないのだ。
もし、直接彼らに会う機会があったとしたら、きっと「〇〇さん」と敬称を付けて呼んでしまったことだろう。
なんでなんでしょうねぇ・・・。
そして甲子園球児で感じたその不思議な感覚は、次にアイドルに対して起こるのである。
まあそれはそれとして、歌謡曲に対しても少し見方が変わりつつあったのがこの時代だ。
この数年前ぐらいから「ニューミュージック」という言葉をちらほら耳にするようになった。
つまり、歌謡曲とか演歌とかいう言葉ではくくれないジャンルなのだが、そのはっきりとした定義がどーにもよくわからんかった。
例えば、ユーミンの曲がニューミュージックに属するって言うんなら、「Rock'n Rouge」や「時間の国のアリス」もそうなのかと言うと、歌ってんのが松田聖子じゃ歌謡曲と言わざるを得ない。
故に、微妙。
けども、なんとな~く、この曲みたいなのをさすんじゃなかろうか、という、ぼんやりとしたイメージはあった。
例えば、今回の曲のリストで言うと、維水志的に「ニューミュージックじゃね?」と思うのが、
「翼の折れたエンジェル」「シャイニングオン~」「バイバイマイラブ」
の3曲で、後は歌謡曲という感じ。
シンガーソングライターのことかとも思うが、一概にそうとも言えないような・・・。
安全地帯とか杉山清貴なんかは微妙なラインにあるような・・・。
まあとにかくわからんのである。
で、その傾向はこの後さらに強くなり、やがては「J-pop」という、大雑把なくくりに替わって行くんだろうけども、それがまたどのあたりなのか、この後アニソンぐらいしか聞かなくなってしまった維水志にはまるで見当がつかない。
その辺り、レンタルショップなんかもジャンル分けが難しいんだろうねぇ。
今回、レンタルショップで昔の曲を物色していて面白かったのが、「懐かしの歌謡曲」「懐かしのアイドル」「演歌」等で分かれていたことだ。
で、吉川晃司はどこに属するんだべ?と思って上記の演歌以外を探してもどこにもなかった。
しょーがないんで、J-popの「き」の棚を見たらあったという・・・。
そ、そーなんだ。
で、なんで?と思った。
これがまた他の店舗に行ったら違うくくりになってたりして。
そんな、ようやく自叙伝じゃなく、本格的に歌謡曲について語り始めた維水志が今回語るべき曲は、
「卒業」「卒業」
実は両方ともじっくり聞いたことがなかった。
まあ割と有名なんで入れておいた。
青春歌年鑑には尾崎豊のも収録されていたが、そっちはもっと興味がないんで入れなかった。
「タッチ」
岩崎良美の代表曲みたいに言われているが、維水志にとっての岩崎良美はこれではないのだ。
「赤と黒」「あなた色のマノン」「涼風」「I think so」である。
だからこれを歌謡曲集に入れるべきかどうか迷ったんだ。
まあ時代の変わり目がよくわかるってことでいいんだろう。
「あなたを・もっと・知りたくて」
なんかのコマーシャル曲だったっけか。
セリフがいーんだ。
「もしもし、あたし、誰だかわかる?」
わかるに決まってんだろーがあ。
けど、こーして夜が更けるまで受話器を抱えながら何時間も長電話したのが懐かしい・・・。
なんか、最長で4時間ぐらい長電話した記憶がある。
ありゃ相手は誰だっけか?それは思い出せん。
「天使のウィンク」「ボーイの季節」
「ボーイの~」はまあ馴染みがなくはないんで入れておいた。
この後、間があっていろいろと曲を出しているみたいだが、まったく聞いたことがないし、わからない。
それでもここまでホント、お世話になりました。
これ以前の曲は未だにほぼ全部歌えますもの。
維水志の歌謡曲の歴史も、あと3作で終わりとなる。
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