autobiography
マイ歌謡曲編集後記なのに、内容がほぼ学生時代の自叙伝となってしまっていた。
学生後のことはあまり書く内容がないと言ったが、自叙伝として一応完結しておこう。
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大学卒業後、暫くただ自営業を手伝うだけだったが、これじゃ大学を出た意味がないと思った。
まさに意味なし。
実際、維水志が自営業を手伝って売り上げが伸びたわけでもない。
単なる配達員でしかなかったわけで。
そこで学生時代にやっていた塾の経験を生かし、バイトを始めようと思った。
塾のバイトは夕方からだから、昼間は自営業を手伝い、その帰りに寄れれば便利で良い。
実際、都合の良い場所にうってつけの学習塾があり、指導経験もあったことからすんなり採用されたのだった。
やがて、ある人から、ちゃんと就職して収入を得たほうが、自営業を手伝うよりもちゃんとした稼ぎができて家の助けになる、とアドバイスを受け、そこにそのまま就職したのだった。
今考えれば、そうしたまともなアドバイスをしてくれる人が普段から身近にいたのなら、維水志の人生も違ったものになっていたのだろうか。
まあでも結局、そんな簡単なことすら自分で考えられなかったり、成人してんのに自分の人生設計もまじめに考えてなかったのは自分のせいでしかないのだが。
親がダメでも周りにいくらでも見本はあったはずだし。
で、まさに惰性。そのまんまの流れでそこに約7年勤めた。
だが貧乏神の維水志が就職した会社の末路は決まっている。
維水志を雇ったまさにその年からその会社の業績は右肩下がりとなり、7年後に理不尽な理由で人員削減の対象となったのだった。退職金ももらえずに。
その後、半年以上ぷーたろうを満喫し、同じ業種のアルバイトを始め、これまたそのまんまの流れでそこに就職。6年勤めたが、やはりそこも業績が傾きかける一方だった。
それで知り合い二人と共に自ら事業をおこすため会社を辞職をしたが、クズにはクズしか寄ってこないのか、そいつがとんでもないクソ野郎だったのである。
かなりな資本金を提供して始めた新事業だったが、まんまとそのクソの思惑にはまって権利を全部そいつに譲ったまま維水志はそこを去ったのだった。
それは自分の意志で放棄したので仕方がないが、そいつがとてもじゃないが一緒に仕事ができるようなまともな人間でなかったと気付くには、何もかもが遅すぎた。
同時に自分の人を見抜く力量のなさに失望した。
何もかもが、まともな教育をしてこなかった、自ら学ぶ姿勢を持たなかった報いだろう。
維水志が貧乏神というより、単に先見の明がなかったのだ。
だから行きつく先が全てお先真っ暗なダメ~なところばかりだったのである。ダメ~な人間に寄っていってしまったのである。貧乏神のせいにしてはいけない。
そこを飛び出した勢いで、今度は一人で会社を始めることにしたのだが、結果的にはそれが今の職業になっている。
後先何も考えなてない、ホントただの勢いだったが、クズ野郎のおかげでそうやって自分でやらざるを得なくなったのを考えると、悪いとばかりは言えなかったのかもしれん。
しかも事業を始めるにあたって、何をやるにもおあつらえ向きな条件がビシバシとはまってくれた。
職歴でいうと現職が一番長いわけだから、こうなる運命だったんだとも思う。
自営業。しかも一人。保障は何一つないのだが、その代わりになんとまあ気楽な商売だろうか。
自分の努力がそのまま収入に反映する。ダメならダメでまた違う方法を考えればよい。
まさに維水志の無計画人生そのものだ。維水志の天職なのだ。
こういう思考回路だしね。
まあ今は家庭があるので無責任というわけにはいかん。ちゃんと先のことも考えて計画を立ててはいる。
けどもこうして書いてみると、時々何もかもぶん投げてすべてをリセットしたくなる危険な性分も持ち合わせていることもわかる。
それで何とかしてきちゃったのが原因だろう。
自叙伝だなんて、悔恨の念で過去ばかりを振り返って書いていてもまるで意味がないんだろう。
もう全て終わったことなのよ。
そんなクソな人生をベースにこの先どうすべきかを考えて初めて自叙伝が意味を成す。
これからまだ何年も生きながらえていけねばならぬ。大事なのはこれからだ。
「じゃあなんで書くのか」って?
ネタになるからに決まっているじゃーん。
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