維水志の西地方の記憶 その三
「まだバイクで行ってない都道府県を吟味」シリーズ開始前の準備段階、「維水志の西地方の記憶」シリーズ。
記憶を辿って、その経験からもう一度行きたい場所などを熟考するためのもの。
以下がまだバイクで訪れていない都道府県(青字は記述が済んだ所、赤字は生涯まだ一度も訪れていない所)。
① 香川、徳島、高知、愛媛、広島、山口、島根
② 岡山、鳥取、兵庫、京都、滋賀、福井、(大阪)
③ 三重、奈良、和歌山、大阪、愛知
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通過しただけ、というのが「行っていない」範疇に入るなら、福井県もそこに当てはまるので追加した。
そして鳥取だが、先に記したように、車で広島から病院に連れて行ってもらっただけである。
なんか、病院というか土間のある一軒家で、畳の部屋でケツに一本注射してもらっただけだった、という・・・。
観光地に寄るわけでもない。ただの往復だった、という記憶のみ。
なので実質、経験がないに等しいのだけれど、ちゃんと目的があってこの地を訪れたことがあるので「行ったことがある」、とする。
次。
京都、奈良。
こりゃあもう首都圏の中学生の修学旅行コースだもの。
行ってないわけがない。
だが、三日目は喘息の発作で宿に留まっていたため、清水寺等、定番の名所で行けてないところがある。
まあバイクで行って、わざわざそこを再訪したいとは思わんが。
で、何故喘息の発作が出たのかと言うと、今では信じられないが、昔はハウスダストが発祥の原因、アレルゲンだなんて知る由もなかったからである。
そう。枕投げ地獄が原因だったのだ。
ダニの宝庫を投げ合って息が上がってそれをめっちゃ吸い込んでんだから、発作へのトリガーを引きまくってたわけだ。
アホだ。
なんたってその当時は、喘息の原因が、都会の悪い空気のせいだ、とか、動物の毛がいけないんだ、とかだったのである。
まあ人によってはそれが当てはまることもあったんだろうけども、維水志の場合は完全にハウスダスト。
それがわかったのが27歳ぐらいだったってんだから驚きだよ。しかもアトピーの治療で知ったという・・・。
「ああ、だから人んちに泊まりに行くとたいてい発作が出てたのか・・・。普段、使ってない布団使うし・・・」と。
それを知ってからは、宿泊する時はどこへ行くのでもマスクを持参したさー。
「さあ、布団敷くぞー」とか「お風呂の間に就寝の準備をさせていただきます」となったら、即マスク着用で難を逃れてきたのである。
そんなんで、まったく発作が出なくなったのは30代半ばぐらいだったんじゃないかな。
アレルギー体質であるため、アトピー性皮膚炎だけは若干未だに名残があるが。かゆくてたまらなくなるほどではないし、ストレスがない時はほとんど体に現れることがない。
まあそこへ行くと、キャンプ泊はハウスダストとは無縁だな。安心して就寝準備ができるよ。
次。
兵庫県。
甲子園へ2回行った。
1回は98年のベイスターズ優勝の年、まさに優勝決定戦の日。
もう1回行ってるはずなのだが、いつ、なぜ行ったのか覚えていない。
以上。
大阪府。
何回か行った。
普通、3~4回という経験回数は覚えていられるものの、5回~8回ぐらいになると、すぐに出てこないものである。
大阪はまさにそんな感じ。
最初に行った時と、最近行った経験が一番印象に残っている。
最初に行った時は、あの有名なグリコがあるところで、最も印象に残っているのが、555だか505だかの肉まんが安いのにめっちゃ美味い、ということだった。
そして、肉まん以外でも、串カツやらタコ焼が美味くて安い。こっちだったらこの倍ぐらいの値段を出さないとまともなもんにありつけないだろう。
大阪の食文化はいいなと思った。
あ、でも観光客用の串カツ屋とかは普通に高いんでやめたほうがいいということも前回行った時に学んだ。
また、デパ地下の食品売り場に若者の姿が多く、しかも魚の干物なんかを試食しているカップルがいたことにも驚いた。
そんなやつら、横浜の高島屋とかで見たことないし。
そしてそこで、漬物屋の夫婦と思しき店員が、悪のばばあにお釣り詐欺にあっていたのを目撃してしまった。
確かにばばあは五千円を出したのに、「一万円出したやろが」みたいなことを関西弁でほざいていた。
維水志も、手渡したのは確か五千円だったような気がしたのだが、まさかそんなことが日常的に目の前で起こるとは予測してなかったので、一部始終を見ていたと思われる維水志に夫婦は助けを求めるような視線を投げかけてきたのだが、思わずそれを避けてしまい、めっちゃ罪悪感にさいなまれたのを覚えている。
きっとよくあることだったんだろう。
そして、「大阪・・・、怖いよ~」という、めっちゃ悪い印象が強く残ったのである。
対照的に、最近の思い出は、なんつっても軽自動車でUSJに行ったことだろう。
焼き肉屋も何もかも食べ物が美味しかった。
その件は記事になっているので割愛する。
けど、もっとじっくり大阪の街を歩いてみたかったな。
別にバイクで行くところではないかもしれん。
都会だもの。
そして、コース②③にある、京都・大阪・兵庫・滋賀については、2008年にも旅をしているので、その時の印象は次回の記事にしよう、っと。
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