零下2度の対決

今日は3か月に一度の検診の日。

わざわざ東京の町田まで出向かないといかんのだ。

バイクで行く気満々だったのだが、気温が零度を下回ってるって・・・。

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ウルトラセブンのタイトルで「零下140度の対決」ってのがあったから、それを文字った。

というか数値を変えただけだけど。

いや、ホント対決だったよ。

零下でバイクに乗ったことがないもの。

こちらじゃいっくら気温が下がっても、日中ならせいぜい3℃止まりだもの。

それが、マイナス2℃だなんて・・・・。

マイハニーを駅まで送って行く際、車の室外温度計を見て知った。

で、まあ今日はバイクは諦めるしかないと思ったのだけれど、前夜に雨や雪が降ったわけではないので路面凍結もなし。

道路の状態は普通である。

それより問題なのは電車利用で行く場合、検診が終わった後、そのまま職場へ移動しないと、家←→駅の往復を1日2回もやんなきゃいけなくなる。

最後の帰宅の際はマイハニーに駅まで車で迎えに来てもらえばいいが、１.5回分は徒歩となる。

片道12分程度だが、町田から病院への往復、職場の最寄駅から職場への往復を入れたら結構な距離になる。

しかも一度家に帰ったら帰ったで、今度は2時間も経たないうちに家を出ないといかん。

病院で過ごす時間が長ければ長いほど、家でくつろげる時間が短くなっていくのである。

かと言って、直で職場へ行くと始業まで2時間以上も時間を持て余すことになる。

故に、

面倒。

でもバイクで行けば、ずっと座ったままでいーわけで、帰宅してすぐ出発しなきゃならなくても気持ち的にあんまり苦にはならない。

だが外はマイナス2℃かよ～。

あんまり悩んでいる時間もないので決断した。

バイクで行こう。

歩くの面倒だし。

「零下2度の対決」だ。

まずは肌着を防寒用にチェンジ。

そしてカイロを貼りまくる。

足先、膝、腰両側、腰中央、肩の前の方。全部で9個。

顔がめっちゃ冷たくなるのはわかっているので、フェイスマスクもこの冬初着用だ。

その上にネックウォーマー。グローブはウィンター用で。

これでどーにかなるだろ。

要は行きの、東名を走っている30分ぐらいが大変なのだ。

帰るころにゃいくらなんでもマイナスってことはなかろう。

エンジンをかけ、グリップヒーターは最高温度に。

Ninja1000の温度計もマイナス2℃になってる。

もう朝8時半を回ってんのに。

出立。

走り始めると、カイロのお陰か、凍えるほどではない。

体もブルブル震えたりしないや。

これならだいじょぶそうだ。

東名に乗ると、やっぱ顔がめっちゃ寒い。

フェイスマスクをしててこれだもの。

システムヘルメットって結構風が入ってくんだよなぁ。

冬はフルフェイスにすべきだな。

鼻水をすすりながら1時間ちょっとで病院に到着。

けどマイナス2℃でも全然乗れるじゃんか。

長時間は無理だとしても。

ワークマンの電熱ベスト、欲しいなあ、って思ったけども、これでどーにか済ませるなら別になくても構わんか。

それがあったとして、冬の間、何回お世話になるかと考えた場合、さしたる回数にはならんだろうな。

でも、逆にそれがあれば、もっと積極的にバイクに乗る機会が増えるかもしれない、という考えもある。

まあとにかく、今年は傍観しようか。

きっとすぐれた新作が出るだろうし。

診察が終わったのが11時半ぐらいだったか。

帰り、エンジンをかけて走り出すと、温度計が3℃になっていた。

いや、それでも3度かあ。

数日前は2月とは思えないほどあったかかったのに・・・。

けど、一刻も早く家に帰って暖を取ろう、と思うほどではなかった。

東名を途中で降り、下道で帰る余裕もあった。

零下2度の対決。

維水志の勝ち、ということで。

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