2003年 ニューヨークにて vol.1
もう20年近くも前、一ヶ月に渡るボストン・ニューヨークの一人旅を敢行した。
一人旅、と言っても、そのうち4週間はボストンの語学学校へ通うための単なる短期留学なのだった。
なので語学学校へ通っている間はボストンでホームステイ。フライトがニューヨーク直行便だったため、ついでにニューヨークも観光した。
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この短期語学留学コースへは、日本の業者ではなく、メールで直接語学学校とやり取りして手続きした。
学校は、それ系の雑誌か何かで予算が合いそうな、しかも評判が良さそうなところを選んで決めた。
ホームステイ先は、学校側が決めてくれるんで自分じゃどーにもならん。
子供がいるところとかそうじゃないとかぐらいは選べたのかな。
短期なので学生ビザが不要だったのは助かった。
ビザ取得だなんて、あの悪夢が蘇るわ。
それ以外、つまり航空券の手配、ニューヨークでの宿泊予約、ボストン~ニューヨーク間の移動手段やらは全て自分でやった。
だからこそ、ニューヨークでの三日間の観光が可能になった。
ニューヨーク直行便で、そのままニューヨークに三日間滞在。
二日目にはニュージャージー州に住む知人にニューヨークを案内してもらうことになっていた。
三日目にボストンへ移動。
そのまま四週間滞在し、再びニューヨークに戻り、一日だけのんびりしてからの帰国だった。
帰りは確かサンフランシスコかどっかで乗り換えだったと思う。
いま考えると、これはやって正解だった。
40過ぎてからこんな経験ができるとは思ってなかったが、本当に貴重なことをたくさん学んだ。
さて、じゃニューヨーク入りから話を始めようか。
もう記憶が定かではないから、そん時撮った写真の記録が頼りだな。
荷物は機内持ち込みオッケーサイズのガラガラと、バックパックそれぞれ一つにまとめた。
特にバックパックはノートパソコンが入れられる、結構頑丈なタイプのものを、この旅行用に購入した。
パソコンも新調した。今はもうないSOTECっていうブランドのもので、廉価な割に結構充実した機能がついていた。
けど重いんだ、これが。
機内でも十分使えるように当時のでっかい充電池の予備を一つ携えていたため、バックパックがめっちゃ重かった。
でまあ夏だし、衣類が少ないのは助かった。
乗り換え便だと荷物が紛失したりする恐れがあるが、荷物を預けなきゃその心配もない。
で、三日間の観光と言っても、三日目はボストンへの移動に費やすので、実質二日間である。
二日目は知人に案内を任せてあるので、一日目はニューヨークに行ったらやりたいと思い描いていたことを一通りやってやろうと目論んでいた。
何時間かかったか覚えてないが、無事に午前中にニューヨークに到着。
ケネディ空港だったよな。
あれ?ラガーディアだったかな?ラガーディアだったかもしれん。
お、覚えてない。パスポートで確認したいが、どこにしまったかわからんし。
だが地下鉄でマンハッタンまで移動したのは覚えている。
もっと昔だと、NYCの地下鉄は治安が悪くて乗れないんだ、とか聞いていたからちょっとドキドキしたが、この頃はもうそんなイメージじゃなかった。
人が少ない車両に乗んなきゃ問題はないだろう。
で、宿泊予定のホテルの最寄りの駅で降り、とりあえずチェックインを済ます。
当時はまだメジャーじゃなかった宿泊予約サイトで、4つ星レベルの部屋を廉価で予約したのだが、これで4つ星?
まあいーさ。
それよりこの後の予定を決めてしまおう。
まずはセントラルパークへ行ってメトロポリタン美術館へ行くでしょ。
いや、その前にミュージカルを観なきゃいかんのだ。
チケットが安く買えるブースがあるんだったよな。そこへ行くのが優先か。
ランチどーする?やっぱピザだよな。
そしてディナーは生演奏付きのバーで食べることに決めてっからそれは問題ないな。
よ~し。
だが、なんなんだ、この眠気は?
そうだよな、jet lag、時差ボケやね。
13時間ぐらいズレてんだもんね。
じゃ今何、夜中の3時ぐらいってこと?
そりゃ眠いわ。
こんなんじゃ美術館行っても睡魔と戦う羽目になりそうだ。
ここはちょっと昼寝をしてから行動を開始することにしよう。
おやすみ。
ZZZZZZZZ・・・・。
はい、目覚めたら夜の11時でしたー。
とさ。
び、美術館が・・・、ミュージカルが・・・。
つづく。
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