2003年 ニューヨークにて vol.3
思わぬ寝過ごしのために、初日の予定が大幅に狂ってしまった。
メトロポリタン美術館へ行くのは無理だったが、ミュージカルのための時間は何とか捻出できたのだった。
来たよ。
ブロードウェイ。
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テレビでニューヨークってぇと、たいていこのブロードウェイの風景が映し出されることが多いよな。
で、地球の歩き方情報によると、メジャーなミュージカルのチケットブースがここにあるそうな。
こ、こんな往来の激しいエリアのど真ん中に!?
なんか、渋谷駅前の交差点のど真ん中にあるような感じだよ。
で、維水志が選んだのは、内容が分かりやすそうなもの。
Beauty and the Beastだった。
で、ブースでどの席が良いか聞かれたんだけども、よくわかんないので、12ドルぐらいのにしておいた。
映画観るぐらいの値段で超人気のミュージカルが観れるなら万々歳である。
で、チケットに書いてあった単語が、mezzanine(メザニン)だった。
なんじゃそりゃ?
と思って調べたところ、一番低い位置にあるバルコニー席(たぶん中二階)、あるいはそのバルコニーの前から二、三列目ぐらいまでの席を言うんだってわかった。
初めて知ったし、初めて聞く発音の単語だった。
ぜってー元はフランス語だべ、と思ってさらに調べたら正解だった。
それがこんな位置の席。
いやあ、なかなかのもんだったよ。
衣装チェンジの素早さが一つのウリなんだろうねぇ。かなり印象的だった。
ミュージカルを堪能した後、ボストンへの移動だったのか、はたまたその翌日の早朝だったのか、もう覚えていない。
で、これまた本からの情報で、美味しいベーグル屋があるというんで、そこでランチすることにした。
実際、それまでの人生で食べた中で一番美味いベーグルだった。
なのに写真がボケてしまうとは・・・。
パンの種類と中に入れる具材を三つまで選ぶシステムだったと思う。
パンはセサミ(それが一番わかりやすかったから)で、具材はクリームチーズとスモークサーモン。
オニスラはサービスなのか、スモークサーモンとセットものなのかは定かではない。
そりゃあもう反則的な美味さだった。
許されるなら、これだけを食べにニューヨークに行きたいぐらいである。
今でもあるかどーかわからんが。
で、コーヒーは99セントよ。
そんででっかいカップになみなみと注がれているんだ。
いーよな、こーゆースケールがデカいのは。generousなのだ。
その後、ボストンへ移動となったんだろうか。
さらばニューヨーク。
めっちゃ楽しかったよ。
時間、全然足りなかったけども。
まあ、一ヶ月後にはまたニューヨークに戻ってくんだけども。
ボストンへは、行きは電車と決めていた。
帰りは考えてなかったが、結局インターステートバスにした。
グランドセントラル駅。
またボケた。
この時、未だに続いていた時差ボケの影響かもしれん。
確か急行列車みたいのに乗ったのだ。
そうだアムトラックだ。
で、席が空いてなくて、車両間のスペースにしゃがんでパソコンをいじっていたら、車掌さんと思しき人が、「指定席に入っていいよ、タダで」と言ってくれたのだ。
まんず、日本じゃあり得ないこってすって。
きっと、しらばっくれて勝手に指定席に乗っちゃうやからも多いのだろうが、そこは真面目な日本人。
身の程をわきまえて車両間にしゃがんでいたわけだが、それを可哀想に思って中に入れてくれたのだろう。
ありがたや。
お陰で途中からボストンまでとっても快適な旅となったよ。
所要時間は3時間以上あったんじゃなかったかしら?
さて、クラス分けではどんなレベルのクラスに入るのだろうか?
そして何より気になるのはお世話になるホームステイ先のご夫婦だ。
一体、どんな人たちだろうか?
アメリカに来る前に何度かメールでやりとりはしたが。
観光も楽しかったが、何よりこれからがこの旅の本番となるのだ。
期待で胸を膨らませながら、指定席でゆったりとボストン入りしたのだった。
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