2003年 ボストンにて vol.4
今日はボストン短期留学中、一人で行動して過ごした時のことを記しておこう。
ホストマザーのフローリに、「フリーダムトレイルだけは見ておけ」、と言われたので、ある日曜に見に行ってみた。
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当時はなんでフリーダムトレイルを勧められたのか、よくわからんかった。
それでまたよく調べもせずに言われるがまま従ったんだけども、ネット環境もちゃんとしてたわけだから、調べようと思えばできたはずなんだけどな。
どーゆーわけか、下調べもしないまま行ってしまったもんだから、十分に楽しめなかった。
もったーねーなぁ。
相変わらず・・・。
今調べたら、アメリカの歴史に関わる主要な観光地16か所を巡ることができるんだとは。
意味もわからず、写真だけ撮ってるって・・・・。
アメリカ史とかちゃんと大学で学んだんだけども、あんまり真面目に授業を受けてなかったんだよ。
奴隷船の話だけはよく覚えてたんだけども。
そりゃまるで知らない曲の歌手のコンサートに行くようなもんである。
面白くもなんともない。
たぶん、間が持たずに人が集まっている個所を一通り眺めたら、もーいーや、って帰ったんだと思う。
後でフローリに感想を聞かれてどう答えたのやら・・・・。
呆れる・・・。
で、ここ。
一人で行った。
ニューヨークでメトロポリタン美術館に行きそびれたからね。
めっちゃ広い。
モネの作品とか、直に見たの初めてだったかもしれん。
それなりに感動した。
が、古代エジプトエリアだったかな、やたら人がいないエリアがあって、そこのベンチで休憩しようと横になったら、30分ぐらい寝てしまったのだった。まだ時差ボケが治ってなかったのかもしれない。
それが一番記憶に残っているって・・・。
ダウンタウンへも頻繁に行った。
ランチを選ぶのが大変だった。
中華街でまっずい料理を食べ、出ようとしたら、チップを置いていけ、と言われたんで、「え?こんな店でもチップっているんだっけ?」とちょっと思ったんだけども、場慣れしてないため払うしかなかった。
今考えりゃ、あんなちんけな店、しかもサービスもろくすっぽないわけだから、本来払う必要はないはずである。
ぜってー維水志が日本人だとわかってそう言ってきたに違いない。
ろくでもねーやつらである。
そうそう。
チップって、ホント、めんどくせーシステムだよな。
最初っから普通に料金の中に含ませときゃいーじゃん。
どう考えたって時代遅れも甚だしいと思うのだが。
ヨーロッパって行ったことないんだけど、向こうもチップっているんだっけか。
全世界で廃止すべきだろう。
ちなみにこれが維水志が毎日通学で使っていた地下鉄レッドライン。
買い物もした。
ハードロックカフェって、どこにでもあんだな。
そんでお土産にハードロックカフェのTシャツって結構定番だよな。
ここでTシャツ買ったよ。
で、サイズがデカすぎたんで、翌日交換してもらいにまた訪れたよ。
アメリカの服のサイズ、ほんと、わかんねーよな。
で、それまでも買い物はよくしていたのだけれど、店員の誰もが意味のわからん言葉を発するのだった。
靴を買おうと思って試着してた時だ。
店員が、謎の言葉を投げかけてきた。
「オーッセッ?」
って聞こえる。
維水志が「は?」みたいな顔をして頭の上をクエスチョンマークだらけにしていたら、"All right?"って言い直してきた。
なんで「オーライ?」が「オーッセッ?」になるねん。
そんなん聞いたことがないわ、と思って帰ってフローリに助けを求めたら、それはボストンあたりでしか使われない表現だ、と教えてもらった。
正しくは、"All set."って言うんだと。
そんなんさー。どこでも習ったことがなかったんですけど。
こんなんがあるから、やっぱ語学は留学したやつには敵わんのだよ。
まあそっからは「オーッセッ」を使いまくったさー。
だって何でもいーんだもん。
「よろしいですか?」「よろしいですね」「全然オッケー」みたいな感じで使えるのである。
なので、Tシャツ交換が済んだ際にも、こっちから「オーッセッ」ってにこやかに言ってやったぜ。
向うもそれで返してきて、なぜかお互いに笑ったのを覚えている。
外国人と意思疎通ができた時の喜びが語学を学ぶ醍醐味だよな。
こんな些細なことでも通じれば嬉しいのだ。
ああ、なんか、機会があれば、また行きたいなー。
もうムリだろうなぁ。
宝くじでも当たらない限り・・・。
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