2003年 ボストンにて vol.7
ボストンに来たら絶対に行こう、と思っていたのが、ここ、フェンウェイパーク。
ご存知、ボストン・レッドソックスの本拠地。
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ただ問題が一つあった。
ホストファミリーのリックによれば、ボストンは野球熱が非常に高く、フェンウェイパークのチケットは地元民でもなかなか取れない、ということだった。
昔、シアトルに行った際、佐々木とイチローを見にセイフコフィールドに行ったことがあった。
別に事前にチケットを取ってたわけじゃないんで、当日にふらっと出かけたのだが、偶然にもチケットが取れたのだった。
そんときゃ、マリナーズがめっちゃ強いころだったから、球場はいつも満杯に近かったのだが、なんか、キャンセル専用のチケットブースみたいのがあって、ダメ元で並んだら、すんげーいい席がゲットできた。
それなのに、日本のプロ野球みたいにくっそ高くなかったのに驚いた。
一塁側内野席の前から15,6列目ぐらいで、守備位置に着くイチローが前を走っていくのを見れたのがサイコーだった。
そして、なんつってもアメリカの野球場の解放感の素晴らしさったらなかった。
そんなんだから、このボストンの時も、なんとかなるかもしれない、と思ってダメ元で当日券を求めたのだった。
実際、当日券の窓口に人が並んでいるんで、もしかしたら入れるかも、と期待して自分の番を待った。
そしたら、あるにはあるのだけれど、なんか、obscured viewなんだ、と言っている。
まあ見えにくい席だってのは、わかったんだけども、別にそんなんよくね?
中に入れりゃ立見席同様、移動しながら見ればいいんだし。
しかも30ドルしなかったと思うんで、そりゃあもう「よろこんでーーー!」と食いついたのだった。
やった!
フェンウェイパークに来られた!
この年は松井が大リーグに入った年だったし、佐々木やイチローも活躍してた頃なんで、めっちゃ楽しみにしていたのだ。
おお、グリーンモンスターと呼ばれるフェンスだ。
ここの球場の良さはひとえにその古さだ、とリックが言っていた。
レフト側が極端に狭い、いびつな形をしているが、それがまたいーんだ、とも。
確かに、子供時代、ゴムボール野球とか草野球やってるときゃグラウンドが正方形だったりして、「ここを超えたらこっちは三塁打ね」とか、「ここに当たったらホームランな」といった、ローカルなルールを作って遊んだもんだが、こりゃまさにそれの延長上にあるような気がした。
で、これがそのグリーンモンスターっていうキャラ。
かわいくねー。
グッズ、欲しくねー。
試合が始まる前は、こうしていろんなところに行けちゃうのがまたいーな。
日本だと、外野席から内野席には入れないのはもちろん、内野席エリアでも移動にかなりの制限があるし。
なので、知らない人に写真を撮ってもらったのだ。
いやあ、めっちゃデブってるな、この頃。
そして、今日の先発は、なんと!
ペドロ・マルチネスってか!
そんなラッキーあっていーんか!
で、いよいよ試合が始まるってんで、自分の席につくことに。
あーは、オブスキュアド・ビュウって、こーゆーことね。
あはは、確かに肝心なところが見えにくい。
けど、自分の席についていることがほとんどなかったから構わんのさー。
まずはグリーンモンスターを横から見る。
た、たけー。
さらに内野席側へ移動する。
内野席最後列に座っている人の後ろにスペースがあった。
ここなら実質後ろに席がないんで、他の人にも邪魔にならない。
ここで、望遠を使えば・・・、
素晴らしい。
もうサイコー。
この日の対戦相手はアナハイムだったが、これはどーゆーシチュエーションだろうか。
ユニフォームの少年二人兄弟?
否、アナハイムから親戚の子が遊びに来てたのかな。
結果は、この頃、まだ呪いのとけていない、ボストンの勝利。
いわゆる「バンビーノの呪い」がとけるのは、この翌年だったようだ。
最高の夜だった。
この後、ニューヨークに戻ってヤンキースタジアムで松井を観戦する予定もあったのだ。
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