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維水志バンド史 その五

維水志がバンドでエレキベース担当として演奏した曲やバンドに関するエッセイシリーズ。

今日は昨日の四人囃子の続き。

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昨日は「一触即発」という曲についてだけになってしまった。

けど、それ以外にもシュールで秀逸な曲はいっぱいある。

バンドで演奏した曲も多い。

今日はそれらについて語ろう。

まずはアルバム「一触即発」から。

これねぇ。ジャケットがまた奇抜なんだよなー。

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これだもの。

IMG_20200325_210311605.jpg

で、ウラがこう。

オモテのナマケモノっぽい生物は、ゾウっぽい生物の鼻にぶら下がってたんか。

そんでそのゾウっぽいやつはカメっぽいやつの上に乗ってたんかいな。

一触即発となんか関係あるのだろうか。

まあそれはともかく、内容がとにかく素晴らしい。

最初、タイトルが発音記号で書かれたインストルメンタルの短い曲から始まる。

続けて、「空と雲」「おまつり」「一触即発」と続き、最後は再びインストルメンタルの「ピンポン玉の嘆き」という曲で終わる。

まあ真ん中の三曲がメインだな。

このうち、「おまつり」は割とどこのバンドも演奏していたと思われる人気曲だった。

歌詞は確かにおまつりをテーマにしたものだけれど、

「何もすることがなくて、いつもおまつりをやっている街へ行ったのだが、馴染めずに行くたびに泣いてしまう」

という、何とも意味のわからん内容なのである。

特に、「唄を歌うことになり、みんなはもちろん彼女のことを歌うので、俺も彼女のことを歌おうとした。ところが、文句を忘れてフシだけで歌ったらみんなが怒って俺の頭を殴りつけた」というところなんかもうめっちゃシュールで笑う。

まあこれは推測だけど、歌詞なんて飾りに過ぎなかったのかもしれない。

とにかくメロディーラインがいい。

そしてギターソロはもっといい。

「こんなんが弾けたらなあ」と、ギターが弾きたることが多々あったぐらい。

また維水志はこの曲のベースラインが本当に好き。

以前にも述べたがコードの意味がわからなかったので、原曲通りに耳コピするしかなかったのである。

だが完コピと言ってよいほど音はちゃんと拾えた。

こちらも曲としては長いほうなので、文化祭の演奏では前回の「一触即発」と合わせて「一触おまつり」という謎の1曲に仕上げたのだった。

また、「空と雲」は演奏はしなかったが、お気に入りの曲だ。

これも歌詞が変なんだけど、思わず口ずさんでしまう不思議な曲なのである。

「長く細い坂の途中に お前の黄色いうちがあったよ」

「何か食べ物を買ってから ともだちがくれた犬をつれてった」

なんで、「ともだちがくれた犬」?

で、これをね、歌ってるのはたぶん森園氏であってると思うのだけれど、一オクターブ高い音でリエゾンで歌ってんの。

これがまた何とも言えない不思議な感じを醸し出しているの。

夏の暑い中、木立の中の坂を歩いていく絵がマジで浮かんでくるメロディー。

このアルバム、ホント、今でもよく聞くほど好きである。

他に「ゴールデンピクニックス」というアルバムもある。

「フライング」「カーニバルがやってくるぞ」「なすのちゃわんやき」「空と海の間」「泳ぐなネッシー」「レディ・ヴァイオレッタ」

で、最初と最後、「なすの~」はインストルメンタルである。

そして「泳ぐな~」はめっちゃ長い。

前作、一触即発と構成が似ている気がしないでもないから、二番煎じ的になっちゃったのか、一作目と比べると今一つな感じが否めなかった。

けども、「カーニバル~」と「レディ~」の二曲は本当に好きな曲である。

特に前者はバンドで演奏もした。

ベースは、左手をフレット上で忙しく動き回らせないといけないけど、演奏してて楽しかった。

後者はクラリネットとかが入っているからバンド向きじゃなかったんで演奏こそしなかったものの、そのクラリネットとギターのメロディがすごく綺麗で、すげー感動できる。

なんか、友達のイチがこの時のギター奏者の森園氏のコンサートを見に行く機会がもう何年も前にあったんだと。

それで、この「レディ・ヴァイオレッタ」のイントロが始まったときゃ会場全体がワーっってなって、かなりな鳥肌もんだったらしい。

そりゃそーだよなぁ。

こんなんナマで聞いてみたいものである。

で、シングル曲も出していて、それが「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」という、これまたタイトルにインパクトのある曲である。

当時は「二十歳の原点」とかいう、知らないアルバムとセットになって売ってたらしく、それを持ってた友達が録音したカセットでしか聞くことができなかった。

けども嬉しいことに、冒頭の写真にあるCDではアルバム「一触即発」と一緒に収録されていた。

これまたフレット上が忙しくなる曲だったけど、こんなのが自由に弾けるようになってた自分を褒めてあげたい。

出だしはフランジャーというエフェクターがかかっているんで、それを他のバンドのギタリストから借りて使ったんだっけ。

足で踏まないといかんのだよ。

それが今じゃベーアンに内蔵されているだなんて、ホント、技術の進化には驚かせれる。

いやあ・・・。

ありゃ、ここまででまだ四人囃子の半分しか語ってないじゃないか。

明日もこの続きだな。

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