維水志バンド史 その八
維水志がバンドでエレキベース担当として演奏した曲やバンドに関するエッセイシリーズ。
今日はカルマン・マキ&OZ。
とプラスα。
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これも仲間の他のバンドがやってて知った。
と言っても聞いたのはライブアルバム一枚だけ。
曲も、「閉ざされた町」「空へ」「私は風」の三曲だけだ。
けどその三曲がめっちゃ強烈だった。
ベーシストの維水志にとっては、迫力のあるベースの音色が印象的だった。
オーバードライブなのかディストーションなのかはわからんが、普段、耳コピすんのに苦労するベースの音がここではめっちゃハッキリと聞こえてきて、是非とも演奏してみたいと思ったが、これを歌えるボーカルがウチのバンドにはいなかった。
まあ普通そーだよな。
「明日はきっとお前のように飛んでみせるよ わたしも♪」
の、最後に盛り上がってくとこなんか、アドレナリンが出まくるのである。
で、ライブ盤では、この「空へ」に続けて、「私は風」だもの。
曲の前半のおとなし目なパートの途中、マキが声に詰まってしまうんだけど、開場の人がそれを補うように一緒に歌うところがいいよねぇ。
そっから一気の盛り上がりが素敵。
「私は風♪」んとこのコーラス、「ちゅっちゅっちゅちゅうちゅぅ」が好きだなー。
これ、当時はその三曲ぐらいしか繰り返し聞かなかったけども、今また改めて最初っから全部聞いてみたら、きっと新たな発見があるだろうな。
さて、これじゃ短いんで、もう一つぐらい書いておこう。
和製のロックバンドっつったら、これまで語ったもの以外でよく聞いたのって、もうないのかもしれない。
あったとしても思い出せない。
なので、次はフュージョンにしよう。
バンドで演奏した楽曲のジャンルはロックが中心だったが、その他いろいろとあった。
フュージョンもその一つだ。
で、PRISMについて。
維水志が大学に入ってカシオペアを知るまでは、ジャパニーズフュージョンって言ったらもうPRISMだった。
前日述べた四人囃子のギタリスト森園が四人囃子を脱退後、ここに参加していたという繋がりがあったから知っていたんだと思う。
たぶん、当時のバンドのギタリストが森園ファンだったんで、彼が選曲したんだと思う。
維水志も彼のメロディアスなギターが好きだった。
だがこれも後にも先にもあるアルバム一枚だけを繰り返し聞いただけにとどまった。
それが「PRISM」である。
当時はレコードだったので、A面がソフトサイド、B面がハードサイドとなっていた。
維水志が好きなのはソフトサイド。
実際、バンドで演奏したのもA面の2曲だけである。
〇ソフトサイド
「MORNING LIGHT」
フュージョンって基本歌が入ってないわけだから、タイトルがそのままその曲のイメージを表すことになるんだが、このアルバムに入っている曲はすべてタイトル通りの絵が浮かんでくる。
モーニング・ライト。まさに気持ちよい朝を迎え、ベッドの中でまどろんでいる感じが浮かんでくる。
ってのは解説書に書いてあるのと同じになっちゃうんだが、それほどピッタリだということ。
維水志はさらに、気ままな一人暮らしをしているイメージ。
で、なかなか起きられずにいて、ようやく起きて鼻歌まじりにお気に入りの朝食を用意する姿まで想像可能。
「CYCLING」
やあ、ホント、サイクリングしている気分だよ。
パートによって坂を頑張って上る姿や、下り坂を気持ちよくさーーっと流す姿が想像できる。
軽快なのよ~。
今度、ツーリングの際に聞いてみようかな。
途中、ベースソロが入るんだけど、これを演奏したのが高一の時だった。
初心者にはちょっと無理があったろう。本番まで完璧に演奏で来たことはほぼなかったような・・・。
「DANCING MOON」
サックスがいーんだ。
水面に映る月が揺れている感じ。まさに「ダンシング・ムーン」だよ。
夜のドライブで聞きたい一曲。
場所は絶対に港だな。あるいは埠頭に限る。
「LOVE ME」
なかなかセクシーなボーカルが入っている。
〇ハードサイド
「VIKING Ⅱ」
この曲以降はもうなんかガチャガチャしてるだけ、みたいなイメージがあって全然聞かない。
最後の二曲なんか違いがよくわからないぐらいである。
そう考えるとA面とB面の差が随分と激しかったんだなあ。
さて、次回は洋楽シリーズに移ろうか。
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