悪夢の・・・
天気予報が微妙なとき。
傘を持っていくと雨が降らない。
えーい、面倒だ!と傘をあえて置いていくと見事に雨が降る。
ということがほぼ100%的中してしまうのはわたしだけだろうか・・・?
これは人間の予知能力の一種なのだろうか。
予知能力とは先に起こることを当てることを言うのだが、全て逆のことを当てるというのを何と呼ぼう・・?
「やっぱりな・・・」では片付かない。
傘を持っていかない、という行為がすでに雨を予告しているにもかかわらず傘を持って行けないというこの矛盾。
だって傘を持っていくなら雨は降らないんだもん。
くそーーーーっ!(ジャックバウアー風)
トイレに入っているときにわざわざ電話がかかってきたり郵便物が届いたりする、とかもその部類か。こういうことが非常に多い。
で、9月中旬。
その日も夜半近くから雨の予報。
だがバイク通勤である以上傘うんぬんは関係ない。
だいじょぶだべ、と出勤。
ところがどうだ。「傘持ってかないと降る法則」はバイクのときも的中してしまった。
帰りは土砂降り・・・・。
おいおい。雨の日の走行は初心者には相当きついぜ。
とりあえずシートは拭いてから乗るものの、すでに服には雨が沁みている。
メットとはすばらしいものでさすがに頭は濡れない。
おそるおそる発進する。
40~50キロあたりでは体にあたる雨も痛くはないしジェットヘルメットのせいか曇ることはなく視界もそんなに悪くない。
なんでえ。いけるじゃねーか。
とか強がりつつもカーブでは細心の注意を払って低速で曲がっていたのだった。
できるだけ危険が少なそうな道を選んで無事に帰宅した。
そして例のへなちょこなお手製スロープを駆け上がったとたん・・・。
すてーーーーーーん!
あれ?バイクがない・・・。
転倒?いや自分は転んでない。立ちゴケ?
股の下で愛車がすっころんでる!
慌ててバイクのエンジンを切ろうとしたがなぜかその前にエンジンが切れる。
で、とにかくバイクを起こそうと姿勢を低くしたときに目に入ってきたのが・・・。
ミラー!!
無残。ミラーが根っこからポッキリ折れている・・・。
おーまいがーっ!わが愛車よ。
何が起こったのかわけがわからなかったがバイクを起こして取り回しをしようとして気づいた。
テラスになってる木の床がつるっつるだ!へたするとまたぶっ倒しかねない。
そーいやマイハニーが雨の日にここで滑って転んだって言ってたし、自分自身も数日前スロープに足を取られてすってんころりんし尾骶骨を激しく打っていたのだった。
テラスの床は木でできているので日陰になる部分にコケでも生えているのか、とにかくつるつるなのだ。
こんなんで勢いよくスロープを駆け上がり急ブレーキをかけようものなら結果は明らか。
雨の中、輪をかけて慎重に帰宅したのに、なんで最後の最後に!?
くそーーーーーーっ!(ジャックバウアー風)
悔しくて仕方がなかったが、木の上だったということで幸いなことに他に傷ついたところはないようだった。だが次の日明るくなったところで見てみないとなんとも言えない。
マイハニーも心配そうに「下に停めるように言えばよかった」と繰り返す。
こりゃまた梅田屋の世話にならざるを得ない・・・。買ったばっかでミラー折っただなんて・・・。
寒い。
押してくだされ~(ノ^∇^)ノ