梅田屋に見られるバイク業界の問題
ミラーの柄の部分が心なしか少し曲がっている気がする。
で、上の写真がテラスの傷ついた部分。これは足を乗っけるところ、ステップ?でつけた傷か?
おそらくミラーが前輪部分のほぼ全体重を受け止めてくれてカウルへの負担を軽くしてくれたのだろう。あと後ろのバーのところに少し傷があったが、カウルがひずんでるような点は見た目ではないようだった。
いやー。それにしてもひどい。テラスの黒ずんでいる部分、こりゃ全部コケなのかなあ。なんか対策をとらねばなるまい。
一体いくらぐらいかかるのだろうと戦々恐々としてネットで調べたが純正ミラーは五千円もしないのだった。ほっとした。クルマのミラーカバーだけで確か六千円ぐらいしたはずなんで一万円以上は覚悟したのだが。
梅田屋は水曜日が定休日なので一日待ってから電話する。
とりあえず右側ミラーの発注をした。
で、電話切ったあとでいつぐらいになるのかを聞き忘れたのに気づく。
ってかそれぐらい向こうから言ってもらいたいものだ。相変わらず間が悪い梅田屋なのであった。
なので二日後ぐらいに電話をするが1週間ぐらいはかかるのだという。
随分遅いなあ。クルマの場合は二、三日で対応してくれんのにミラー1本でそんなにかかんのかよー。こりゃきっと梅田屋だからにちがいない。
なに?それまでミラーが左側だけってことお!?
むーん。走りにくい。プラスみっともない。
それよりも何よりも傷ついたままの愛車を1週間も眺めていなければならないのが辛い。
で、意外と早く祝日の月曜日に連絡があった。
ん?祝日?祝祭日に入荷があんのか。実はもっと早く来ていたのでは?
で、「どうしますか?」と言うので、自分で交換するか?という意味に取れたので、カウルとかはずさないとダメなんじゃないのか?と聞いたら「そうですね。その場合は手数料がかかりますが、いいですか?」とまた意味のない質問が帰ってくる。いいも何も自分じゃできないんだからしょうがない。
じゃあ早速明日にでも、と言ったら整備員が二人しかいなくて今週末ぐらいにならないと予定が開かないと言う。
じょうだんじゃないと思ってごねたら「僕でいいならやりますよ」と言う。こっちとしちゃ誰でもいいからとっとと直してくれればいいのだ。断るはずもなく即、次の日にお願いをする。
で、当日。
30分ぐらいかかると言ってたから仕事の準備でもしようと思って教材を持ってって読み始めたら、10分ぐらいだったろうか、兄ちゃんがやってきて「終わりました」と言う。
へ?
随分早いね、と言うと「カウルはずさないでもできました」とおっしゃる。「裏側から手を突っ込んで・・・。でも長い工具がないとできないです」とのたまう。
なんか騙された気分だったが、こりゃ勉強代だから仕方あるまい、と「話しが違う」と言いたいところをぐっとこらえた。結局、ミラーの値段の倍額を支払うハメになった。
なんか全てがこんな調子だから梅田屋との付き合いは今後考えねばなるまい。
案の定、伝票の日付が18日となっていた。恐らく入荷したのは土曜日だったのだろう。なのに連絡が来たのは月曜という。この対応の遅さは×だ。
ここはホントにライダーのことを考えてくれているのだろうか?
それともバイク業界の対応がこんなもんなんだろうか?
数十年前のクルマ業界と変わらない。
当時からトヨタの顧客対応は群を抜いてすばらしく他社との比較にならなかった。ニッサンをはじめ他社の対応はひどくとても高価な買い物をしたいとは思えないぐらいだった。
それでもゴーンが社長に就任したあたりからニッサンも洗練され、クルマの質のみならず客応対も随分とよくなったと関心するぐらいにはなった。
対顧客という意味ではバイク業界は相当遅れているのかもしれない。悪の○富オート時代から。
ともあれ、愛車が元に戻ったことで嬉しくなり、嫌な気分は吹き飛んだのであった。
また元気よく乗るぞ!