蔵王スキー場 ~ 樹氷
さて、お昼を食べにホテルに戻ったものの、重機のようなスキー靴から開放されたとたんに疲れが出てしまったのか、しばらくうたた寝をした。
目覚めたのが午後2時過ぎである。
蔵王に来た目的はスキーのほかにもう1つある。
樹氷を間近で見てみたい。
わたしにとってはどちらかというとスキーよりもこちらがメインなのだった。
そこで午後の予定を立てることに。
全体はこんな感じ。
とにかく広い。一日では滑りきれない。
まずは往路である。
行きは簡単だ。まず、ホテルから2分で行けるロープウェイの駅へ行き、途中1回乗り継いですぐ頂上だ。
帰り方は2つの案を考えた。
第1コース!
「心ゆくまでたっぷりスキー!」コース。
なんつっても最初の①「ザンゲ坂・樹氷原コース(10キロ)」ってながーいのだけでも十分満喫できそうである。
けど、せっかくだからそこからもう一度折り返し②、さらにリフトに乗り③、蔵王中央エリアを通り④帰ってくる⑤というもの。
こんだけ広いのに横倉ゲレンデだけではもったいないから、できればこちらを選択したい。
1日リフト券を使用できるのは5時までだが、それまでに③のリフトを使用してしまえば問題ない。
ただこの案にするかどうかは①の終点「ユートピアゲレンデ」に着いたときの体調によって決めよう、ということになった。
次に、
第2コース!
「のんびりゆとりスキー!」コース。
①の終点「ユートピアゲレンデ」にて体力的に消耗が激しければこちらを選択する。
幸い、超危険な「横倉のカベ」を通らずとも右側に大きく迂回してスキー教室でも通った馴染みのコースを使って帰って来られる。
途中の百万人ゲレンデ近くにはレストハウスもあり、休憩してお茶でもしながらのんびりと残った時間をすごせるはずだ。
ちなみに「横倉のカベ」。
尋常じゃない。午前中にその下を通ったが90度にしか見えない。人が降ってくるんじゃないかとヒヤヒヤしたがほとんど人が滑ってなかった。
という2つのコースを考えた。
ただ問題が1つだけあった。
それは最初の「ザンゲ坂」である。
ここは絶対に通らないと帰れないわけだが、そのコースの難易度が「中級(赤い矢印)」となっている。
その他は緑色の「初級」を使って帰れるのだが、ここだけは例外だ。
ここさえなんとかなれば後は初心者でもきっとゆったりと帰れるはずだ。
まあ、急坂でもまっすぐ下らなければなんとかなんじゃね?と軽く考えたのだった。
それが大きな間違いだった。
もうすぐ3時である。とにもかくにも出発しなければ始まらない。
気合を入れて仕度をし始める。
先ほどはあわててまともにウェアも着ていなかった。今回はしっかり準備もできた。ゆるゆるだったスキー靴も今度はしっかりと履きなおした。
いざ出発!
と、心なしか、マイハニーの元気がないような・・・。
気のせいかな・・・?
ガラス越しだがホテルの8階からの眺め。じゃらん予約客はクチコミがあるから優先的にいい部屋に泊まらせてくれるのでは?と錯覚している。
すぐ真下と言えるほどゲレンデが近い。
同じくガラス越しだが今度はロープウェイからの眺め。
これからさらに上のほうに見えるロープウェイに乗り換えていよいよ樹氷とご対面だ。
天気は今ひとつだが、じかにこの目で見れれば嬉しい。
↑「蔵王スキー場はなんて広いんだ!」「横倉のカベにチャレンジしたい」などなど、いろいろと思われたかたは、是非押してくだされ~(ノ^∇^)ノ