マイ歌謡編集後記 02
維水志歌謡史は、多感な中3時代へと突入する。
いろんなことがあったなあ。
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四作目(77年その1)
マイ・ピュア・レディ/尾崎亜美
わかって下さい/因幡晃
ヘッドライト/新沼謙治
私の先生/榊原郁恵
旅立ち/松山千春
あんたが大将/海援隊
おんな港町/八代亜紀
人見知り/神田広美
しあわせ未満/太田裕美
むさし野詩人/野口五郎
やさしい悪魔/キャンディーズ
Hi-Hi-Hi/あおい輝彦
サクセス/ダウン・タウン・ブギウギ・バンド
ブーメランストリート/西城秀樹
あずさ2号/狩人
硝子坂/高田みづえ
お元気ですか/清水由貴子
雨やどり/さだまさし
赤字が当時エアチェックできた曲。
この年、榊原郁恵、高田みづえ、清水由貴子という、アイドル(と言ってよいのかどーかわからんが)がデビューした。
まあ普通は榊原郁恵だよ。ファンになるなら。
だが維水志の推しは高田みづえ。
で、別にみんなを応援すればいーのだが、みづえ推しの維水志にとって、郁恵ちゃんは敵となるのである。
料簡が狭い!意味がわからん。
だからか、郁恵ちゃんのデビュー曲はあえてエアチャックしなかったんだと思う。
こーゆーのはさー、ホント、人生を楽しめてないと思うのよ。
残念な性格だわ。
だがこの傾向はずっと続くのさあ。
そんな残念な自分を慰めるという意味もあり、今回の復刻版ではちゃんと榊原郁恵の曲も入れてある。
敵視していたとはいえ、実際、彼女の曲はよく耳にしていたし、好きなのも結構あるんだ。
一方で、高田みづえの曲はデビューから6作目ぐらいまでしっかりと後を追ったし、エアチェックも欠かさなかった。
むしろ普通の人は高田みづえの4,5作目のほうが馴染みがないんじゃなかろうか。
割といい曲が多いんだ。
その意味では高田みづえ推しで良かったとも思う。
実際、維水志はファンを自称していたし、生徒手帳には高田みづえのブロマイドを入れていた。
デビューアルバムすら買ったのだ。
が、それがいまいちパッとしなかったという記憶がある。
その時、気づいた。
「もしかして自分は無理をしているのでは・・・?」と。
ホントは郁恵ちゃんの華やかな歌が好きなのでは?と。
なんたって中学3年から高校1年に至るまで、クラスで高田みづえファンだというやつに会ったことがなかった。
きっと、天の邪鬼だから人と同じってのが嫌いだったんだろうなあ・・・。
そんなことで目立ちたいだなんて・・・。
なんと幼稚だったことか。
そしてそんな動機でファンになっても長続きはしないのである。
だから長年ずーーーっと同じ歌手のファンをやっている人を尊敬してしまう。
そんな風に、ここからザンネンな少年維水志の記憶が蘇ってきてちょっと欝な気分になるのもまた事実。
まあそれはいいとして、注目すべきは青字で記した曲だよ。
これがこの中では維水志の一番のお気に入りだ。
神田広美の「人見知り」。
はっきり言って、これこそ超マイナーだと思う。
デビューした年は先の三名と同じでありながら、同学年の友達に聞いても「誰?それ?」となるケースが非常に多かった記憶がある。
維水志同様、歌謡曲が好きなやつは知ってたが。
これもこの曲調と歌詞が好きなんだわ。
実は以前にも書いていた。↓ ↓
http://ninja400kagemaru.blog89.fc2.com/blog-entry-682.html
イントロがいい。
やっぱなんか、哀愁のシンフォニー同様、夜明けをイメージしちゃうのよー。
当然、当時はエアチェックできてない。
なので今回これを収録出来てホント嬉しい。
この1曲があるだけで、この四作目はかなりのお気に入りになったと言える。
そして次に好きなのが「しあわせ未満」。
なんだろ、この不幸感がたまらん。
しあわせ未満、って、幸せには届いてないってことなわけで。
そして完全に自虐モードな歌詞。
あのころの自分の心情にシンクロしたのだろうか。
何か自分の中に、満たされない部分が存在していたのかもしれない。
まあはっきり言って、100%モテるタイプではなかった。
勉強も運動も全然ダメとは言わないが、どれも中途半端な人間だった。
だからか、モテるクラスメートと自分を比較し、「どーせオレなんか・・・」と悲観していたのだろう。
いやあ、そんなことを考えると、ホント、切ないねぇ。
気づいた点。
あおい輝彦がこの頃、こんなポップな曲を歌ってたなんて、今考えると意外っちゃ意外だよなあ。
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