原因究明!・・・と思いきや
先日、出かける前に暖機していたら、
いきなりエンジンが・・・・
止まった。
こりゃいよいよバイク屋に持ってかないとダメかと思った。
アイドリングがあがらなくて止まっちゃうんで、例の右側に出ているねじをめいっぱい回してやろうと思い、どーなってんだろ?と思って覗き込んでみると・・・
このねじを回すとアイドリングがあがるのだが、たまに空回りするようで十分にあがんないときがあった。
で、その先っちょを見てみると上記のようにただゴムのホースがつながってるだけだった。
それでこんな感じになっている。
バタフライと呼ばれる部分がアクセルを開けるとパタパタ動くのである。
(ちなみにこの名前もネットで調べた。最初は「カムだべ」と決め込んで検索してたら「ファストカムがなんちゃらでオートチョークがぷーたらうんぬん・・・」と、どーやらクルマのチョークのことが書いてあるのだった。そこのHPで、おそらくだが「バタフライ」と呼ばれているようだった)
で、なんのこたない、ねじを回すと、その先のスプリングが縮んでさらに先にある棒ねじがにょきっと伸びてバタフライを押上げアイドリングがあがるのという、ハイテクにはあるまじき超単純なシステムなのであった。
「なんだよー、こんなんかよー」と思わず口走ってしまった。
で、よく見ると、なんと!
棒ねじのさきっちょがバタフライに接触していないのだった!(丸で囲んでいる部分が接触してない)
しかもスプリングはめいっぱい縮んでいるのに、だ。
要するにこうだ。
ねじを回しているうちにスプリングがもう縮まないところまで到達してしまっていた。ところが丸で囲んだ部分の接触が悪いのか、棒ねじが反応していなかったのだった。
おいおい、こんな単純なことだったんかよ!
と、自分で呆れてしまったのは言うまでもない。
いったんスプリングを緩めてもう一度閉めなおすと棒ねじはきちんと反応し、バタフライと接触した。
そしたらアイドリングもあがりエンジンが止まることはなかった。
いやあ、ばっかだなあ・・・。
そのときはそれで済んだ。
しかしその夜ネットでいろいろ調べると実はそんなに簡単ではないようだった。
なんでもオートチョークには「なんちゃらワックス」とかいうのが使われていて、それがそこに循環してくるクーラントの温度に反応してアイドリングを正常に戻すのだという(もしかしたら解釈が違うかも)。
だとしたらエンジン始動後にアイドリングが上昇しないのはやはり問題があるのではないか?
案の定、その後、暖機不十分で発進するとエンジンが不安定でまた止まりそうになる。
やはりオートチョーク機能がイカれちまったのかもしれない。だとしたらやっぱりカワサキに相談しないと。
けど、もしかしたら棒ねじをもっと伸ばせばいーのかもしれないだけかもしれないのだが。
もう少し様子を見てみたい。
繰り返すが、それにしてもそれだけだったらなんと単純なことか。
けどハイテク時代にしてまだまだこんな単純な機構を使ってんだ、と思った。
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