ホッキ貝、不漁につき・・・
6月30日、月曜日
間もなく予定通り、朝6時に苫小牧港へ到着する。
さて、隊長の第一声は何だろうな?
腹減ったな。○トマ食堂では何を食べよう?
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乗船時、一番最初だったバイクは下船時は最後。
フェリーから出るとすぐにガチョウさんの姿が目に入ったよ。
嬉しくて順路のロータリーをまるで無視して直線的に隊長のもとへ突き進んだ。
「全然コースが違うじゃんよ!」
これが隊長の第一声である。
まあ照れ隠しだろうて。
さらに「フェリー、小っちゃいね」とも。
へえ・・・。維水志的には随分とでかいと思っていたが、新潟フェリーなんかの半分ぐらいしかないらしい。
結構揺れを感じたのはそのためか。
挨拶もそこそこに、楽しみにしていた○トマ食堂へ。
へへ・・・。
記念すべき北海道での第1食目だもんね・・・。
へへ・・・。
ここから数キロしか離れていないぞ。
着いた。
着くと、料理人だと思われるおっちゃんが、さっと店前へ出てきてバイクの停車位置を指示してくれる。
おお、なんと気の利いたサービス。期待できるねー。
店舗の写真も撮らずにさっさと店内へ向かう隊長。
た、隊長、俺たち、ブロガーだよー。
まあ気持ちはわからんでもない。
天井まで張り巡らされた訪れた芸能人のサイン。
HPで見た通りメニューも豊富で未だに何にするか決めかねていた。
何か「本日のおススメ」等、特別メニューはないかと店内の張り紙に目をやると・・・・・、
え?
うそ・・・・・
でしょ?
ホッキ貝が・・・・
まさかの不漁?
え・・・。
ホッキ貝関連メニューは「ホッキカレー、○トマ丼、ホッキチャーハンに限る」と書いてある。
まじか?
カレーとチャーハンは要するに冷凍ものを使用、ということなのだろうか。
隊長に報告したつもりなのだが、意味がわかんなかったらしく、彼は「ホッキ丼」をオーダーし即却下されていた。
仕方なく生のホッキ貝が入っているであろう○トマ丼を二人して注文。
すると・・・・。
見た目は派手だ。
だがなんか違和感があるのは否めない。
え?
なんでカツオのヅケ?
え?
なんで地のモノじゃないサーモン?
え?
向う側のオレンジ色の・・・・うに、かと思ったら、
あ、揚げ物?
フ、フライ?か、海鮮丼で!?
あ、余りものを揚げた?もしかして。
あれ?
ホッキ貝は?
あ、ああ・・。サーモンの隣りに申し訳なさそうに1枚・・・・。
こ、このイクラの色はこーゆーものなのか?
そして甘エビだけが、これでもかとばかりにどんぶりを陣取っているのである。
隊長:「まあこれで800円なら安いからいーか」
維水志:「(隊長・・・、これ1300円だってばぁ・・・)」
当然残したさぁ。
これで腹をいっぱいにしたくなかったのだ。
なんと初っ端から北海道に裏切られた気分になってしまったのだった。
それにしても、よりによってホッキ貝が不漁だなんて・・・。
そんな日にぶち当たるなんて・・・・。
「逆にラッキー!」とでも思わないとやってられない。
旅先の運にケチがついた感じが・・・。
二人してがっかりして店を後にしたのだった。
まあでもブログネタとしては最高だわね。
さて、この日の予定はこうだ。↓ ↓ ↓
http://ninja400kagemaru.blog89.fc2.com/blog-entry-884.html
やあ、見比べてみると、最初っから○トマ丼が食べられないっていうハプニングがあってやっぱ面白い(*´▽`*)
まずは最初の目的地、セイコーマートたんのに向けてGO!
苫小牧の街中は朝の通勤時間と重なって渋滞していたが、すぐに解消。
だって、片道4車線って・・・・。
間もなく先頭の隊長がバイパスと思われる道路へ。
後で聞いたら無料の高速道路なんだそうだ。
ちょっと走っただけで北海道の広大な大地が見渡せるようになった。
あ~。やっぱこの景色は本州では拝めない。
来たんだ、北海道に。
そう実感できる。
それにしても天候がすぐれんなあ。
予報では曇り時々晴れ、となっていたが・・・・。
地図にあるように、隊長が間違えて無料高速の終点まで行ってしまい、少々戻ることになった。
これはこの先、ナビつきの維水志が先頭になっても度々起こることである。
道間違いはつきものだからしょーがないのだ。
おー、初セイコーマートだ。
地図で見るとここまで75キロだったんだ。
まったくそんな感じがしなかったよ。
時刻は8時半。
これ、79円ですごくおいしい。
この旅で何本飲んだろ?と思うぐらいかなりお世話になったよ。
なんかもう気持ちがウキウキしてる。
さて、この後は道の駅樹海ロード日高を経て帯広へ向かうぞ。
道の駅まで50キロ。
ここからはナビの調子が優れない隊長に変わってガーミンナビの維水志が先頭である。
いまいちナビに使い慣れず、信用しきれていないのか、上図の赤印のように進むと思っていたらナビが細い路地を曲がれと指示するもんだから、これであってんのか不安になって停車してしまったりするのだ。
この後、もう少し画面地図を広域にすることにした。
こんなことがこれからも度々あって隊長にもかなり迷惑をかけることになる。
道の駅、と言っても、こんな感じでなんかの施設がそれに変わった的なものが多かったりする。
だから最初のうちはこうして写真を撮ってはいるが、後々は少なくなっていくのだ。
時刻は9時40分。
確かここのソフトはラフランスだったかと・・・。
ミックスにしたら、ちと味がボケてしまったのでラフランスオンリーがお勧めである。
自衛隊のトラックなんかもいっぱい停まっていた。
適度に休憩し、次のポイントへ。
それにしても今日はトータルで300キロ以上走るわけだが、昨日800キロ走った疲れを感じない。
それだけ耐性ができたし、疲れないライディング姿勢を学んだという証拠でもある。
峠へ向かう途中、雨雲が広がり雨が降り始めた。
晴れることを期待しているところに雨。
前日、嫌と言うほど食らった雨。
もううんざりである。
思わずため息をついて首を垂れてしまう。
「またか・・・・・」
と。
確かこの時は先導していた隊長は止まる様子はない。
いちいち止まってカッパを着こむのも面倒だから、止んでくれることを願ってそのまま突き進むのが正解だろう。
幸い、トンネルが多く、雨をしのげる機会が多い。
有難いことにやがて雨もやみ、目指す日勝峠展望台に到着した。
10時50分。
へえ・・・・。
天気がいいと、こんな感じなんだぁ・・・・。
どよ~ん・・・・・・。
この先、峠と言う峠、展望台という展望台はことごとく全滅することになるのを二人はまだ知らない。
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