北海道を味わいまくり
7月1日(火)。北海道上陸、二日目の朝を迎えた。
・・・・・・。
相変わらずガスりまくっている・・・・。
この時期の釧路はこれが普通らしいが。
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いやぁ・・・、でもここ、朝になって改めて見まわしてみると、ホント、すんごい素敵なキャンプ場じゃないか。
カヌーで川下りなんかもできるらしい。
隊長も言ってたが、ここを拠点として道東をいろいろと楽しむ、というのもアリかもしれない。
これが泊まったコテージ。
4人まで泊まれて3980円である。
これ級レベルの素敵なコテージがこの価格で関東近辺にあるかしら?
まあでも4人泊は狭すぎるだろう。せいぜい3人だわね。
ここが管理棟。
そう言えば、昨夜管理人のおじさんが、この近くにある細岡展望台というのが他のどこよりも釧路湿原の絶景を堪能できる、と言っていた。
もちろん、これから朝イチでそこへ行くのだが・・・・。
朝6時半、キャンプ場を出発。
細岡展望台はここから10キロほど先にある。
暫く行くと・・・・・、
おお、川と並走する形になった。
し、湿原だあ。
途中、ダートもあるが、結構締まったダートなので問題はない。
着いた。
・・・・・・。
まあ・・・・・。
予想通りなんだけどね・・・。
ねぇ・・・。
蛇行している釧路川は?
か、かすかに、らしきものが見えないこともないが・・・・。
もうこればっかりはすっかたなかんべよ。
早々に諦め、朝食を食べに行くことに。
それでも悔しいんで、途中、何度か停車して釧路川の写真を撮る。
ほらぁ。湿原なんだよ。憧れの。
そう。昔、釣りキチ三平の「イトウの原野」の章を読んで以来、一度は訪れてみたいと思っていた。
なんかとっても神秘的。
巨大なイトウが潜んでいるのだろうか?
谷地坊主(登場人物)はいないか探しちまったぜ。
そして踏切の手前でまた駐車ポイントを発見。
そうそう、この湿原内を鉄道が走ってるんだ。
昔、友達と電車の旅をしたときに乗ったんだ。湿原の景観にものすごく惹かれて思わず電車を下りたくなった衝撃を今でもはっきりと覚えている。
で、停車する前、あれはたぶんタンチョウヅルだったと思うんだが、白く大きな鳥が悠々と羽ばたいて去って行ったのだ。
カメラを出すのが間に合わなかった。
隊長に報告するが、なんと信じようとしないのだ。この男は。
ここに至るまでシカやキタキツネに何度か遭遇した。
が、先導の維水志が目ざとく動物たちを発見するものの、彼らはバイクが近づくと驚いて逃げてしまい、後続の隊長がそこを通る時はすでに姿を隠した後になっちゃうのだ。
だからバイクを停めたあと、「さっきのシカ見た?」と彼に聞いても「はぁ?見てない」と素っ気なく返されてしまうのである。
まあいい。
タンチョウヅルを見たのは事実なのだ。
「朝飯に行こう」と、先を急がせる隊長。
7時10分出発。
7時20分過ぎ、この日最初のセイコーマートで水分補給。
今日の朝食は鮭番屋やでいただく。
これも楽しみにしていたんだ。
午前中の前半のノルマは100キロだね。
100キロがとても短く感じるのはなぜだろう?
8時前に到着。
鮭番屋の看板より阿部商店のほうが目立つので一瞬わかりにくい。
ほほう。
食堂と思われるところへ入る前にまずこちらで食材を選べ、とな?
ひゃ、ひゃあ!
めっちゃうまそー(*´▽`*)
う~ん、う~ん。
やっぱここは・・・・
ウニイクラ丼かしらぁ(*^▽^*)
で、ここでその丼に乗っけるウニイクラを買うわけではなく・・・・・、
そう。
食事処では炭火焼ができるようになっているので、丼物以外に食べたい食材を調達するのだった。
維水志はホタテとシシャモ(写真左下)。
最近テレビで偶然、実は本物のシシャモが獲れるのは北海道だけなんだってなんかで見たのだ。
ホ、ホタテが豪快!
むやみに触ってはいかんぞ。
隊長がホタテの位置をずらしたら「触んないでください!」と店の人に怒られてたで。
隊長から時鮭をおすそ分けしてもらった。
シシャモは・・・・・、ごめん、ひとりで食っちゃったm(__)m。
そして・・・・、
き、来ちゃったね。
い~んだね?本当に食べちゃって?
くーーーーっ。
もう美味しさで失神しそう・・・・。
醤油とかもちろん不要。
ウニの甘味とイクラの適度な塩気がご飯とあいまって・・・・、
維水志、ノックアウト(´▽`*)
一方、大きさはそんなでもないんだ。これは中サイズ。1900円。
5インチのガーミンナビと比べるとこんな感じ。
けど、ご飯もたっぷりで入ってるしこれでとっても満足。
が、ここでも超ミニサイズの小を注文した男がいた。
注文時、店員の若い女性が、
「小って、このサイズですけど・・・・」
と実物のお椀を差し出しながら苦笑する姿を是非皆さんにもご覧に入れたかった。
それがこれである。
誰が言ったか、それはまさに、
仏様にお供えするご飯用の茶碗。
以降、彼のことをこう呼ぶことにした。
仏飯のkazu
と。
朝から食べられるか心配だったけど、全然問題なかった。
もう胸までいっぱいになったよ。
さあ、じゃ次は海岸線の絶景をを味わいながらツーリングだね。
8時半、鮭番屋を出発。
根室に向かうぞ。
が、ここでまたナビ設定の難しさを学ぶ。
海岸線を走るように設定したいのだけれど、ナビは効率のよい道を選択してしまうためどうしても内陸の道を指示されてしまうのだ。
後で地図を広域にして指でポイントを指定することで解決できることがわかったのだが、こんときはまだ不慣れであった。
そのため、ナビが信用できずに「海岸線」ということばかりを気にしてしまい、指示を無視してしまうのである。
なかなか海側に寄らないのに業を煮やして道を引き返したりした。
結果、そのまま進んでいれば地図の赤印のように進めたものを、わざわざ遠回りをして結局同じ道に出てくるというロスを犯してしまったのである。
なかなか難しいねぇ。
で、地図上では確かに海岸線なのだけれど、一向に海が見えてこない。
9時40分。
とある駐車場で小休止。
ガスる。
ガスりまくる。
もうダメだ、こりゃ・・・・。
が、その10分後、晴れ間が見えて初めて海が顔を出した。
なーんもないようなところなんだけど、今度いつ晴れるかわからないから意味もなく写真を撮っておく。
隊長:「な、なぜこんなところで・・・・?」
が、ここからようやくと晴れ間の確立が高くなっていくのである。
やがて次の目的地に到着。
10時15分、道の駅、厚岸グルメパークに到着。
先ほど鮭番屋で海鮮三昧をしたばかりで、まだウニイクラホタテの感動が残ってはいるが、ここでさらに贅沢にも厚岸産の牡蠣をいただくのだ。
あーもう・・・。これほど太陽が恋しいと思えたことはないかもしれない。
それほどここでの晴れ間が嬉しかった。
と、ここで隊長が暴言を吐く。
「広島の牡蠣?あんなのデカいだけで全然美味しくないよ。厚岸産の牡蠣は小粒だけれど味は濃厚で『これぞ牡蠣!』ってぐらい美味いんだ」
そうだ。
そう言われたらこれまた期待がますます膨らんじゃうじゃないか。
が、残念ならがここの道の駅のレストランのオープンは11時からであった。
しょーがないんで近くの漁業組合の直売所へ移動することに。
いーね。jここでお土産を選んで発送できそうだ。
ひゃあ!
まるえもん、かきえもん?
まるえもんが厚岸オリジナル?じゃじゃ、それ、ちょーだい。
さっきたらふく海鮮を食べたから中サイズでいいや。
え?これを買ってどーすんのかって?
ちゃんとセルフイーティングスペースが用意されているのだ。
牡蠣の開け方や蒸し牡蠣の作り方もマニュアルもある。
牡蠣用の醤油や貝を開けるへらなど、完璧なのだ。
ちなみにカキフライはできない。こうなるとカキフライが邪道に思えるから不思議だ。
まずは生でいただこうか。
み、み、み、み、み、み、み、み、
みるき~。
(´▽`*)
つ、次は蒸し牡蠣ね。
うわっ。
み、み、み、み、み、み、み、
身がぷっくらぁ(*´▽`*)
こ、この半生感と食感と・・・・・・・。
よ、要はうまく語れぬうまさである。
絶対これをお土産にする!
3Lサイズのまるえもんとむき身の生牡蠣、そして今が旬の花咲ガニを冷蔵で自宅に送った。
きっとマイハニーに楽しんでもらえることは請け負いだ。
ふーっ。
ああもうここは天国かい?
そんな余韻に浸りながら次は東の先端、根室、納沙布岬を目指す。
やべ、この日の昼食は分厚いポークソテーだ。
ぐ、グルメ三昧の日、だったんだ。
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