暗記力の低下
最近、暗記ができない子供が増えていると思うのは気のせいか?
そもそも暗記できない性質ってのは、勉強には致命的だと思うのだが・・・。
暗記ってのは勉強というより工夫と根性の問題なはずなのだが、そうだとすると、根性なしが増えているということでもあるんだろうな、きっと。
で、維水志自身の暗記力、というより記憶力が落ちているのはその根性がなくなってきたからなのか、暗記そのものをデジタルテクノロジーに頼るようになったからなのか、それとも単に年だからなのか?
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いつからだったろう?
とにかく人の名前はおろか、物事の名称すらちゃんと覚えられないのである。
覚えたつもりでもすぐに忘れちゃう。
いわゆる言い間違いが多い。
特にカタカナがいかん。
例えばフランシスコザビエルがサンフランシスコザビエル、みたいな。
まあさすがにそりゃないが、自分が子供の頃、親がそのような間違いをすると「信じられない。どーやったらそんな間違いすんだ?」と思ったものだが、今、それを自分でやっているのである。
いつからそうなった?
昔は何十人といる友だちの電話番号を何も見ずにスラスラと言えたものだ。
昔の電話なら、かける時の指の動きが覚えてくれるように、頭以外の部分、五感の一部を使って覚えられるというのもあったろう。
ところが、今じゃ一度着信履歴があれば覚える必要はないわけで。
登録することで電話番号ではなく名前で示されるから、覚えておくのは名前だけで済む。
そんなんだから下手すると、自分の電話番号すらすぐに出てこない時もある。
ってことは、記憶力が衰えるのはやっぱIT機器のせいなんだろうな、と、カタカナの言い間違いが多いのもそれのせいだ、と、自分でも納得していたのだ。
後はまあ考えらえる原因として、図太くなった、ということがあげられる。
人の名前をちゃんと憶えないなんて、随分と失礼になるから、後で何度も復唱して忘れないように昔はちゃんと気を使っていたのだと思う。
けど、別に忘れたら忘れたでどーにかなんだろ、という大胆さというか、変な不敵さが身に付いたせいだとも考えられる。
ところが先日、そういった慰めとも言える理由が根底から覆されるほど「こりゃあ酷い」と思える間違いをしたのである。
ある日、時間をつぶすために本屋で立ち読みをしていた。
例のごとく、静岡になんかいいカフェないかな、と、るるぶ系の雑誌をパラパラとめくっていた。
で、「お、ここいーんじゃね?」と思えるカフェを見つけた。
その場で本を片手にスマホで検索するのはさすがに憚られたので、見つかったのは一つだけだし、ここは暗記しておいて後で調べることにした。
それがローマ字だったんだけど、自分では覚えたつもりだった。
4,5時間後、パソコンを前にそのことを思い出して検索しようとしたんだが、もうぼんやりとしか覚えてないのだった。
マジか?と思ったが、似たような名を入力して検索すれば、
「フランシスコザビエルではないですか?」「フランシスコザビエルも含めた検索結果も示しています」
となり、たいていヒットし、「ああ、これだった」と思い出せるのでトライしてみる。
幸いなことに、場所は富士ということはちゃんと覚えていたので、結果見つかったんだが、その間違いが自分でも笑っちゃうぐらい酷いのだった。
敵は「YUHOBIカフェ」。ローマ字表記である。
で、維水志が思い出せたのが、
「HOBOYAカフェ」。
YUHOBI
HOBOYA
すげー。位置は違えど、子音がすべて一致しているではないか!
母音と順番が違っていたのである。
ところが「富士 HOBOYA カフェ」では見つからず、真ん中のBOをNOに替えたらヒットしたのはこれ如何に?
子音だけあっていたのには自分でも凄いと思ったのだが、あまりのズレ具合に素直に喜べんかった。
これはやっぱ年のせいなんだろうか?
だとしたら結構ショックだなあ。
これ、これからますますひどくなんのかなあ・・・。
まあ自覚できなくなったらいよいよヤバいんだろうな、きっと。
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