維水志バンド史 その十二
維水志がバンドでエレキベース担当として演奏した曲やバンドに関するエッセイシリーズ。
このシリーズの最終回の今日は、「カシオペア」。
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大学生になり、気の合う仲間とバンドをやろう、ってなって、聞き始めたのがフュージョンバンドの「カシオペア」だった。
メンバーの誰がやろうと言い出したのか、大学時代のことは記憶が薄いんで思い出せない。
もしかしたら高校時代に少しかじったことがあったのかもしれない。
バンドで演奏するという観点で言うと、これはもう今までとは比べ物にならないほどレベルが高かった。
これをまともに演奏できたら、ベーシストとして技術的にはかなりの域に達することができると思った。
なんたってカシオペアのベースと言えば、あの櫻井さんのスラップ(チョッパー)のミラクルな奏法が代名詞だもの。
完コピできたら相当な腕前だと言って良いんじゃないか。
けど、維水志の親指の形状が、第一関節が反対方向にあんまり曲がらなかったり、親指が分厚い等で、スラップ向きではないのか、あんまり上達できなかった。
たいていは克服してきたんだけども、これはもうどっかの音楽教室にでも通って習わないとダメなような気がした。
あと、大学で組んだバンドは軽音楽部をある事情で即クビになって以降、練習できる場所や発表の機会もなくなったため、長続きはしなかった、ということもある。
なので活動していたのは一年生の時までだった。
その後、ベースも弾かなくなってしまった。
「カシオペア」
同じアーチストのCDで、持っている数が一番多いのがカシオペアだ。
聖子ちゃんよりなによりも、カシオペアが多い。
つっても、10枚程度だが、維水志にしてはかなり多いと言える。
なんたって、横浜アリーナのコンサートにまで行ったし。
でも、これまたある時期までしか聞いてない。
調べたら、アルバム「HALLE」までだった。
たぶんねー、その「HALLE」を聞いて、さすがにマンネリ化したように思えたんだろうねぇ。
カシオペアのアルバムって、すでに発表されている曲をアレンジを替えて何回も入れてくるんだ。
まあ新鮮だし、好きだかからそれはそれで嬉しい。
それらを含めて、それまでのアルバムの中には気に入った曲がかなりあったんだが、この「HALLE」に関してはそれが何回聞いても1曲目の「HALLE」しかなかった。
もういいかな、と思った。
そこで新たにスクウェアを聞いてみようとはしないのがまた妙だよな。
同じフュージョンバンドなのに、維水志はスクウェアは一枚もアルバムを持ってないし、F1?でよく使われる曲以外は全く知らない。
やっぱバンドで関わらない限り興味が湧いてこないのはこの頃も同じだったんだな。
で、練習した曲は、
「ASAYAKE」「EYES OF THE MIND」「MAGIC RAY」「DOMINO LINE」の4曲だったと思う。
我らの技術内でできるとしたら、これらが限界だったろう。
ただし、岐阜出身のギタリスト・ソガ隊員だけは別格。
あのギターソロ全てを完コピできる人だった。
その技術に驚愕したものだ。
「ASAYAKE」
「Mint Jams」に収録されているバージョンだった。
ベースとしては、これは比較的簡単なほうだったろう。
バンド全体でも一番まともに演奏できたのがこれだった。
「DOMINO LINE」
もちろん「cross point」に収録されているバージョンのほう。
「Mint Jams」に入ってんのはベースソロがスラップの嵐だし、ドラムソロも尋常じゃないんでムリ。
だけど、Mint Jamsのほうの、ギター・ベース・キーボード・ドラムが16分音符?でそれぞれ一音ずつ鳴らして「ガチャガチャッ!」ってやるブレイクんとこ、あそこだけ取り入れたんだった。
だって、あれこそドミノ倒しっぽい感じがするし。
あれ、難しかったなあ。
ベースは3音目だったからウラじゃないんで楽にできたが、キーボードは4音目なんで、担当の会津出身のコーエは苦労してたなー。
どうしても半音遅れちゃうから、最後の一音だけ間ができてみんなで笑った。
「EYES OF THE MIND」
コーエはこの曲のことを「心の会津」と呼んでいたな。
いろんなアルバムに収録され過ぎてて、もはやどのバージョンなのかわからん。
ゆっくりめなんだけど、スラップの基本みたいな奏法が入る曲。
これ、できてたのかどーかわかんない。
あんまり音が上手にでなかったんじゃなかろうか。
再びベースを手に取ることがあるなら、是非もう一度チャレンジしたい。
「MAGIC RAY」
これは大人しい、優しい曲。
スラップも、弦を小指ではじくほうは、ゆっくり優しく、で良かったから割とうまく弾けた。
以上。
他にもやりたい曲はたくさんあったが、技術的にムリがあった。
好きな曲をあげたらキリがないから、「特に好き」なのを、演奏した曲以外であげておこう。
〇 SAILING ALONE:ベースがメインの曲。途中までコピーして練習したが、維水志の四弦ベースではフレットが少なくて一番高い音が出なかったため、全部弾けるまで熱心にやらなかった。今持ってる五弦ベースならちゃんとそこの音も出せるんだが。
〇 I LOVE NEW YORK:なんか好き。
〇 DOWN UPBEAT:ねばりつくようなベースが最高。
〇 LIVING ON A FEELING:これも出だしのベースがいいんだ。
〇 TWILIGHT SOLITUDE:ギターだよ、これは。ライブバージョンが最高だ。
〇 SUNNY SIDE FEELING:これは昔取ってたウチワのビデオのBGMでよく使った。
〇 GALACTIC FUNK:これのベースソロも痺れる。
〇 THE SOUNDGRAPHY、LOOKING UP、HALLE・・・
やっぱキリがないや。
維水志バンド史。
演奏した曲を中心としたシリーズもこれでおしまいだ。
うん。
絶対に近い将来、またベースの練習をしよう。
がんばれ、維水志。「ブログ更新カレンダー埋め一年間」達成まで、
あと40日。
あと日40もあるのだ。
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