STEINS;GATE
今クールのアニメより感想ネタをひとつ。
※本作品をご覧になっていない方には完全にネタバレとなりますのでそれをご承知の上ご覧ください。
実は今クールというより前クールの4月からの放送でした。
最近の夜中アニメってば1クール終了が前提みたいになってるので、4月から始まれば当然6月で終了だべ、と思い込んでました。
10回めぐらいのとき「あちゃー、こりゃまた収拾つかずの「エヴァ的終了」で続編は映画で、とかか?と落胆気味でいたら7月に入っても放送が続いて思わず「やってくれるじゃんかあ」と言ってしまいました。
しかも後半になるほど話しが急展開していくので目が離せなくなりました。
初回でヒロインの一人が血を流して倒れていた謎もちゃんと明らかになります。最初にはっていた伏線が後で明らかになるという、わくわく満載の展開で盛り上がっていきます。
それにしても「涼宮ハルヒの憂鬱」の第2期の放送『エンドレスエイト』以来、この「過去をやり直す」という作品が増えた気がします。
前クールの話題作品「魔法少女まどか☆マギカ」もまさかのその方向か、と思わざるを得ませんでした。
と言っても「涼宮~」はほんとに同じ過去を繰り返すだけですが、「魔法少女~」「シュタインズ~」は自分の思惑通りになるまで過去をやり直す、という設定です。
それができる力が前者は魔法であり、後者はタイムマシンです。
過去が繰り返されていることを知っている人物が限られていて、知っている人の苦悩を中心に描かれる、という点も共通点でしょうか。
「涼宮~」が放送されたとき、その単調な同じ場面の繰り返しに賛否両論あったようですが、私としては逆に「これいつ終わるんだべ?」とものすごく興味がわきました。結局タイトルの「エンドレスエイト」通りまさかの8回だったわけですが・・。
8回って2ヶ月なわけで・・・・。すごい冒険だといまさらながら思うわけです。
それをヒントにしたかどうかはわかりませんが、過去をやり直すというわりと今まであったようでなかった面白い作品が登場したわけです。だとしたら「涼宮~」のチャレンジはあながち無駄だったとは言えないと思うのです。
さて、STEINS;GATEではその登場人物のそれぞれの個性がとても光っている点がこの作品をさらに魅力的にしていると思います。
一見、軽そうに見えるキャラですけれど、その中に仲間を思う愛があふれているところが賞賛できます。自己犠牲をいとわない人たちで見ていて気持ちいいです。
特に主人公の岡部りんたろうがいい味を出している。まさかのハーレム系萌えアニメでもあります。
個人的には頭が超いーのにそれを匂わせない純情可憐な「まきせくりす」が好きですかねー。やっぱ。
あと「まゆしー」の「トゥットゥルゥー」がいーですね。「しょこたん」に了承を得ているのだろうか?
細かい矛盾点なんかは私にとってはどーでもよく、純粋に楽しめるエンターテインメントでした。
是非ご覧あれ!
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